igawa's Blog

おもに読書と本に関するブログですが、Mac/iPhone、数学、音楽の話題など例外の方が多いかもしれません。

2015-03-01から1ヶ月間の記事一覧

神永正博『直感を裏切る数学』

「数学」は役に立たないものの代名詞のように使われることがあります。しかし、ほんのちょっとだけ分かっていなかったばかりに、日常生活で誤った判断をしてしまうことも起こりえます。 「数学は苦手だから」は、「人見知りだから」とか「高所恐怖症だから」…

頭痛のため会社を休みました。

昨日から続く頭痛が治らないので、今日は会社を休みました。 午前中はゆっくりして、午後から病院に行こうと思っていましたが、お昼近くになると痛みに耐えられなくなってきて、慌てて近くの病院に行きました。 午前中の受付時間ギリギリだったので、午後に…

成毛眞の新読書スタイル(哲学者岸見一郎さんとの対談)

日曜日は頭痛のため一日寝ていましたので、少し遅れての投稿です。 ノンフィクションの書評サイト「HONZ」代表の成毛眞さんが話題の本の著者と対談するコーナー「成毛眞の新読書スタイル」が新聞にありましたので、体力がない今日は簡単にそのメモ書きです。…

月刊サイゾー 2015年4月号「ウェブテクノロジー大全」

「ヤバい◯◯」とか、毎回怪しげな特集で気になる月刊誌「サイゾー」ですが、最新号は「ウェブテクノロジー大全」です。 正確にいうと、「大全」という文字の前には一文字の「◯禁」が入っていますので、もちろん技術解説の類いではありません。 サイゾー2015年…

開高健『輝ける闇』

とても面白い小説や感動的な小説にはときどき遭遇しますが、作品自体に圧倒されてしまうという小説は滅多にありません。今回読んだ開高健の『輝ける闇』は、まさにそういった作品でした。 輝ける闇 (新潮文庫) 作者: 開高健 出版社/メーカー: 新潮社 発売日:…

叱れない上司、叱られたい部下

週刊ダイヤモンド(3月28日号)の「叱れない上司 叱られたい部下」という記事を読みました。 叱れない上司がいるのはわかりますが、叱られたいという部下が存在することに驚いて、思わず買ってしまいました。 この特集は3つのPartに分かれています。 増殖す…

江戸川乱歩とエドガー・アラン・ポー

『怪人二十面相』で有名な江戸川乱歩は今年没後50周年を迎えます。 江戸川乱歩の名はアメリカの作家エドガー・アラン・ポーをもじったものだと、中学時代にお世話になった国語の先生から教わりました。 ちょっと調べてみたところ、エドガー・アラン・ポーの…

アサヒ「ドライ ペールエール」を買ってみました。

今日がアサヒドライペールエールの発売日だと知っていたので、買ってみました。コンビニ限定です。エビスやプレモルと同じプレミアム価格帯の、1本税込み249円(350ml)でした。 アサヒ クラフトマンシップ ドライポーター | ブランドサイト | ビール | アサ…

ロジカルシンキングを使いこなすには?

「ロジカルシンキングを使いこなせない私」というIT Proの記事(2015.3.23)を読みました。 ロジカルシンキングを使いこなせない私 記事の執筆氏が、以前バーバラ・ミント著『考える技術・書く技術』を読んで勉強したが、いまだにロジカルシンキングを使いこ…

金谷武洋『日本語に主語はいらない』(その1)

昨年、『日本語に主語はいらない』(金谷武洋著)という本についてのエントリーを書きました。 金谷武洋『日本語に主語はいらない』(その0) - igawa's Blog なかなか刺激的な話なので、本の内容をまとめるためにも、章ごとにブログに書いていこうと考えて…

私が手放せない10個のiPhoneアプリ

以前 iPhoneアプリ30選の記事(ASCII.jp)を紹介しましたが、自分で選ぶとどうなるか考えてみました。 まずは今回、iPhoneアプリ紹介シリーズ第1弾として、私が現在手放せなくなってしまっているアプリを10個紹介します。 行動するためのアプリ:Due、Thing…

おすすめ本に特化したSNSアプリ「本のアプリStand」

本に関するソーシャル・ネットワークアプリ「Stand」をiPhoneに入れてみました。 本のアプリStand Takayuki Inoue ソーシャルネットワーキング 無料 簡単に言うと、フォローした人が投稿したおすすめ本がタイムラインに流れてくるというTwitterのような仕組…

ピース又吉選書フェア

今日ちょっと立ち寄った本屋さんで、ピース又吉選書フェアのコーナーがあったので、足を止めてしまいました。 ご存知の方も多いでしょうけど、ピース又吉さんは最近『火花』という小説を出したお笑い芸人です。 火花 作者: 又吉直樹 出版社/メーカー: 文藝春…

海外での日本理解を深めるため、国の予算で100冊を英訳出版

今日の新聞記事で知りました。 政府は、海外での日本理解を深めるため、商業ベースでは翻訳されにくい日本語の書籍を英訳出版し、米欧の大学や図書館に寄贈する事業に乗り出す。(読売新聞2015.3.18朝刊2面) 民間の出版社による英訳出版は採算が取れないの…

福岡伸一『福岡ハカセの本棚』を読んで気になった20冊の本

ベストセラー『生物の無生物のあいだ』や『動的平衡』で有名な分子生物学者 福岡伸一のエッセイ『福岡ハカセの本棚』を読みました。内向的だったという子供時代から生物博士に至るまでの読書遍歴を綴ったものです。 福岡ハカセの本棚 (メディアファクトリー…

「君が代」が楽曲的に優れている理由の一つはヨナ抜き音階だから?

新聞の広告欄に載っていたムック「JAPAN CLASS」を本屋で見かけたので、ちょっと立ち読みしました。 JAPAN CLASS それはオンリー イン ジャパン 作者: ジャパンクラス編集部 出版社/メーカー: 東邦出版 発売日: 2014/12/06 メディア: 単行本 この商品を含む…

「よみうり堂」の書評から選んだ『SEKAI NO OWARI』ほか2冊

日曜日の恒例(でもやっと4回目)となりました。新聞の文化欄にある書評コーナーから気になる本を紹介します。 赤瀬達三『駅をデザインする』(評:政治学者・東京大教授 牧原出) 駅をデザインする (ちくま新書) 作者: 赤瀬達三 出版社/メーカー: 筑摩書房 …

新幹線の開業は、なぜ3月の第2土曜日なのか?

今日(2015.3.14)は、北陸新幹線の開業日でした。九州新幹線の全線開業は4年前の3月12日(土)で、同じく3月の第2土曜日です。 なぜ3月の第2土曜日なのでしょうか? JRのダイヤ改正も同時に行われますので、この問いは、実は「ダイヤ改正は、なぜ3月の第2土…

ベトナム戦争を知らないと損をする。

いま、ベトナム戦争を題材にした開高健の小説『輝ける闇』を読んでいます。 数十ページ読み進めたあたりで、文章の中に「ベトコン」とか「政府軍」とか登場してきて、「これはまずい・・・」と思い始めました。 その意味合いがよく分かっていないからです。 …

Apple Watchは欲しいけど、たぶん買わないと思う。

先日、Apple Watch が正式に発表されました。4月24日発売のようです。 94年に初めてパソコンを購入(Macintosh Quadra650)して以降一度もWindowsPCを買ったことがなく、またiPhone3Gを日本発売初日に入手(並ばずに買えました)するなど、熱心なAppleユーザ…

佐々淳行『平時の指揮官 有事の指揮官』〜あなたは部下に見られている 〜

東日本大震災からちょうど4年の今日、本棚を眺めていたら、十数年前に読んだ『平時の指揮官 有事の指揮官』に目が留まりました。 平時の指揮官有事の指揮官―あなたは部下に見られている (文春文庫) 作者: 佐々淳行 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日: 1999/1…

医者が健康のために積極的に食べているものは?

3月7日(土)に放送された番組「世界一受けたい授業」において、医師専用サイトに登録している7万人のお医者さんに対して実施したアンケートの調査結果に基づく授業がありました。アンケートは、 健康のために積極的に食べているものは? 良い病院はどうやっ…

池波正太郎『西郷隆盛』

My幕末読書シリーズ第2弾として、池波正太郎の『西郷隆盛』(角川文庫)を読みました。 西郷隆盛 (角川文庫) 作者: 池波正太郎,蓬田やすひろ 出版社/メーカー: 角川書店 発売日: 2006/03/25 メディア: 文庫 購入: 2人 クリック: 31回 この商品を含むブログ (…

「よみうり堂」の書評から選んだ『進化とは何か』ほか1冊

日曜日は、新聞の書評欄から気になる本を選んで記事にする、ということにして3週目です。週に1回、ブログに書くネタ探しが楽になりました。 長野浩典『生類供養と日本人』(評:エッセイスト 平松洋子) 生類供養と日本人 作者: 長野浩典 出版社/メーカー: …

初めて被告になった件、これから増えそうな事例なので参考までに。

昨年、裁判の被告になり判決を言い渡される、という初体験をしました。といっても、郵便物が2回届いただけですが。 両親が他界している場合は起こりうる裁判ですから、どなたかの参考になるかと思いますので、経緯を残しておくことにします。 --- 平成26年8…

蟄虫啓戸

★写真と本文は関係ありません。 今年3月6日は「啓蟄(けいちつ)」。「立春」「雨水」に続く二十四節気の3番目です。 地中で冬ごもりをしていた虫たちが、暖かさに土を啓(ひら)き、地上へ這い出してくる頃。昔は蛇や蛙など、さまざまな生き物を「虫」とい…

ビジネスホテルは、これが完備されてると嬉しい。

先日、私用で名古屋のビジネスホテルに宿泊しました。 ここ数年 出張の機会があまりなかったので、ビジネスホテルの利用は久しぶりです。 ブログを書くようになったからなのか、久しぶりだったせいなのか、最近の心境の変化からなのか、設備やサービスに敏感…

「ストレスフリーの整理術」をちゃんとやってみたい。

仕事でもプライベートでも「あれもやらなきゃ、これもやらなきゃ」と、日々何かに追い立てられている気がします。 このストレスの原因は、やるべきことが多いからでも、テキパキとこなせないからでもなく、頭の中にやるべきことを山ほど抱え込んでいる心理的…

森博嗣『孤独の価値』

昨秋テレビドラマ化されたミステリー『すべてがFになる』の作者森博嗣によるエッセイ『孤独の価値』(幻冬舎新書)を読みました。 著者のエッセイを読むのは4冊目ですが、いずれも「ちゃんと考える」ことの大切さが分かり、なかなか勉強になります。 孤独の…

四コマ漫画の植田まさしさんに学ぶ 継続する力

読売新聞(3/1)日曜版2面「オンリーワン」のコーナーは、漫画家の植田まさしさん。 「かりあげくん」や「フリテンくん」などサラリーマンを主人公にした軽妙で質の高い笑いで80年代にブームを巻き起こした「四コマ漫画の巨匠」です。 これまでに描いた四コ…