igawa's Blog

おもに読書と本に関するブログですが、Mac/iPhone、数学、音楽の話題など例外の方が多いかもしれません。

2014-03-01から1ヶ月間の記事一覧

岡崎武志「蔵書の苦しみ」

ここ数年、年間100冊ぐらいの本を読んでます。 何冊ぐらい所有しているのかちょっと気になったので、数えてみたところ、だいたい700冊でした。ときどき大量にブックオフに持ち込んでいますので、まあそんなところでしょう。 本の置き場所に苦しんでいるほど…

「島原の乱」と天草

年度末の週末は、用があって島原の実家に帰省しました。 島原といって思い出す言葉は、「島原城」とか「島原そうめん」よりも、「島原の乱」ではないでしょうか。 1637年に起こった「島原の乱」については、歴史を詳しく知らない人でも、キリシタン弾圧によ…

お土産で分かる友達の性格

娘から最近聞いた話が面白かったので、紹介します。 2月から3月にかけて、修学旅行や家族旅行で仲のいい友達4人(本人も含めて)が全員東京ディズニーランドに行ったそうです。それぞれバラバラに行ってるので、それぞれお土産を買ってくることになります。 …

中野信子「脳内麻薬」

本屋さんで偶然見つけた本です。 「人間を支配する快楽物質ドーパミンの正体」というサブタイトルが面白そうだったので、買ってしまいました。 本当は、本の帯にある著者の写真が美人だったことと、「あなたは『気持ちよさ』について何も知らない」というキ…

中川恵一「がんの練習帳」

先日のエントリーで、中村仁一さんという医師が書いたベストセラー「大往生したけりゃ医療とかかわるな」を紹介しました。 「死ぬのはがんに限る」と主張するこの本を読んで思い出したのが、 本書「がんの練習帳」です。2年ぐらい前に読んでいたのですが、こ…

不登校と引きこもり

今日、知人から聞いた話です。 福岡県の公立高校のクラス数は、26年度は前年から約30クラスも減るそうです。 私立だとほぼ現状維持だそうですが、通信制高校だと何と生徒数がかなり増える状況のようです。 理由の一つは、もちろん少子化が進んでいることです…

続ける力

元旦に始めたこのブログですが、1日1エントリーを続けて、もうすぐ3か月になります。 ここまで続けてこられたのは、「続ける力」を利用していることだと気がつきました。「続ける力」とは、例外を作らず必ず実行することにより、続けるモチベーションを維持…

吉田伸夫「素粒子論はなぜわかりにくいのか」

MIT白熱教室を観た3日前(2014.3.21)、 量子力学はやっぱり難しい。 というエントリーを書きました。テレビでは、分かりやすく解説されていたはずですが、私にはよく理解できなかったので、「素粒子論はなぜわかりにくいのか」という本を読んでみました。 …

ホルンの吹き方を聞いてビックリ

うちの二女は吹奏楽部でホルンを吹いています。といっても中1なので、始めてようやく1年がたったところです。 ドレミファ・・・はどうやって吹き分けるのか聞くと、指で押さえるレバーが3つあって、その押さえ方ですべての音を出すのだそうです。 ということ…

中村仁一「大往生したけりゃ医療とかかわるな」幻冬舎新書

まず内容に入る前に・・・ 「大往生」という言葉の意味を間違えていました。 何となく、社会的に偉い立場の人や正義のヒーローが立派な死に方をしたときのことだとイメージしていました。単に「安らかに死ぬこと」だったとは知りませんでした。お恥ずかしい…

量子力学はやっぱり難しい。

NHK Eテレで、MIT 白熱教室(第7回)を、第1回以来久しぶりに観ました。 今回は、「量子力学」という、原子や電子など目に見えないミクロの世界が舞台です。 実は、宇宙論や素粒子論の話は好きなので、ときどきこれらの分野の本を読んでいます。最近読んだの…

iPhoneメモアプリの使い分け

iPhoneをお使いの方、メモ(ノート)アプリには何を使ってますか? App Storeで「メモ」と検索すると大量にヒットしますので、自分で選ぼうとすると大変です。実際、メモアプリといっても、いろんなタイプが存在します。 iOS標準「メモ」のようなシンプルな…

リチャード・テンプラー「上手な愛し方」

昨日のエントリーで紹介したエーリッヒ・フロムの「愛するということ」に続いて、またまた愛に関する本です。こちらは、装丁といい、タイトルといい、レジに持っていくには恥ずかしい感じがします。いつ頃なぜ買ったのか忘れましたが、Amazonで買ったのは間…

エーリッヒ・フロム「愛するということ」(鈴木晶 訳、紀伊国屋書店)

NHK Eテレの「100分de名著」で先月紹介されていたエーリッヒ・フロムの「愛するということ」を読みました。20年以上前に買っていた本ですが、その番組を観なければ一生積ん読のままだったかもしれません。 愛するということ 作者: エーリッヒ・フロム,Eric…

ちりもつもれば、きれいになる。

一見矛盾したタイトルですけど・・・。 「神さまがやどる お掃除の本」を読んで、昨日のエントリー(お掃除に使う3種の神器)では、3つの道具を紹介しました。 今回は、忙しいお父さんでもできる主婦を助ける方法です。 神さまがやどる お掃除の本 作者: …

お掃除に使う3種の神器

以前のエントリーで紹介した「神さまがやどる お掃除の本」を読みました。 神さまがやどる お掃除の本 作者: きさいち登志子,久保田裕通 出版社/メーカー: 永岡書店 発売日: 2013/03/19 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る 本書は、厄災をもたらす…

世界が認めた日本人のプレゼン:BLACK

NHK Eテレの「スーパープレゼンテーションSP」(2014.3.15 Sat. 22:00)を観ました。 「世界が認めた日本人のプレゼン」というテーマで2人の日本人 ヨーヨーの世界王者・BLACK 紙で仮設シェルターをつくる建築家・坂茂 が紹介されましたが、ヨーヨーパフォー…

店員さんの残念な対応(その2)

昨日「店員さんの残念な対応」というエントリーを書いたあと、1年ぐらい前にあった別件を思い出しました。 --- とあるお菓子屋さんへ、進物用に注文していたお菓子を取りに&支払いに行ったときの話です。その日は「500円以上お買い上げの方に洋菓子又は和…

店員さんの残念な対応

今日、妻に「スクラップブッキング用の透明ファイルを買ってきて」と言われて、文具店に行きました。昔のLPレコードサイズぐらいのファイルです(写真)。以前その店で取り寄せてもらったことがあるらしく、「たぶん置いてないと思うので、取り寄せをお願い…

誰のために仕事をするのか?

あなたが普通の民間企業で働くサラリーマンだとします。誰のために仕事をしますか? ここではとりあえず、「お客さまのため」「自分のため」「家族のため」といった類いの答はなしとします。あくまでも組織の中で誰のために仕事をするのかということです。「…

九州新幹線全線開業3周年

2011年3月11日(金)の午前11時頃に博多駅で撮影した写真です。そう、震災の数時間前です。 その当時は東京の会社に出向していたのですが、たまたま当日は福岡出張のため、午前中に東京を離れていたので地震には遭遇しませんでした。 福岡空港から地下鉄で博…

谷岡一郎「ツキの法則」

ギャンブルに必勝法はあるのでしょうか? ツキを呼ぶ方法はあるのでしょうか? ギャンブルで大負けしない方法 世の中にはいかにも科学っぽい顔をしたインチキな必勝法が出回っていて、多くの人が間違った道に誘い込まれ、お金を浪費させられています。「絶対…

納豆をスペシャルに美味しく食べる

納豆が好きです。そのままではなく、いろいろ混ぜるのがいい。 私の場合、必ず納豆2パックを使います。(1パックだと卵が多い) まず、タレや副材料を入れる前に、あらかじめ納豆をかき混ぜて十分にネバネバさせておくのがポイント。 スペシャル納豆に欠か…

前田憲一「続・勇気づけの子育て入門」

本書は、「不登校」をテーマにした、アドラー心理学がベースの子育て本です。 先日(2014.2.11)のエントリーに書いた「勇気づけの子育て入門」の続編になります(なぜか著者は違います)。 「勇気づけの子育て入門」吉村みちこ - igawa's Blog 本編では(マ…

アサヒビール「ドライプレミアム」

サッポロ「エビス」とサントリー「プレミアムモルツ」の2強だった高級ビール市場にキリンとアサヒがこの2月から参入しているそうです。 こだわりのプレミアムビール、熱き戦い ビール2強アサヒ、キリンが本格参入 : J-CASTニュース いつもの会社帰りのコン…

西内啓「統計学が最強の学問である」

学生時代の専門分野に近いということもあって、ベストセラー「統計学が最強の学問である」を読みました。 統計学が最強の学問である 作者: 西内啓 出版社/メーカー: ダイヤモンド社 発売日: 2013/01/25 メディア: 単行本(ソフトカバー) 購入: 11人 クリッ…

ほどけにくい靴ひもの結び方「イアン結び」(その2)

ちょうど1週間前(2/26)のエントリーで、ほどけにくい靴紐の結び方「イアン結び」を紹介しました。 ほどけにくい靴ひもの結び方「イアン結び」 - igawa's Blog 毎朝、革靴の紐を結んでいますので、ようやく慣れて素早く結ぶことができるようになりました。…

プレゼンで 自分自身をどう位置づけるか

「TEDトーク 最高のプレゼン術」(ジェレミー・ドノバン著、新潮社)を読みました。 TEDトーク 世界最高のプレゼン術 作者: ジェレミー・ドノバン,中西真雄美 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 2013/07/18 メディア: ペーパーバック この商品を含むブログ (1…

プレゼンで どんな質問にも対応できる方法

「スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン」(カーマイン・ガロ著、日経BP社)を読みました。再読です。 スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン 作者: カーマイン・ガロ,外村仁解説,井口耕二 出版社/メーカー: 日経BP社 発売日: 2010/07/15 メディア: 単行本(…

コールセンターに受付時間ぎりぎりに電話したときの対応

とある電機メーカーのコールセンターに、受付時間17:00直前に電話したら、「詳しい者から電話させますが、3時間以上後になりますので明日でよろしいでしょうか?」と言われました。 質問の形をとっていますが、強制の雰囲気でした。ただ、こちらは急いでい…