igawa's Blog

おもに読書と本に関するブログですが、Mac/iPhone、数学、音楽の話題など例外の方が多いかもしれません。

読んだ本

佐々木正美『育てたように子は育つ』

うちのトイレで見つけた本です。最近この本が増えていることに気がつきました。 著者である精神科医の佐々木正美先生は、相田みつをさんの書画のことばを「心のくすり」として、児童心理学の立場から治療に活用されています。 本書は、相田みつをさんが残さ…

『高血圧を自力で下げる新常識』を買ってよかった。

「名医20人が薬に頼らず治す極意を伝授!」というサブタイトルに惹かれて買ったムック本です。 高血圧を自力で下げる新常識 (名医20人が薬に頼らず治す極意を伝授! ) 出版社/メーカー: マキノ出版 発売日: 2012/12/15 メディア: ムック 購入: 1人 クリック: …

小倉広『アルフレッド・アドラー 人生に革命が起きる100の言葉』

ベストセラー『嫌われる勇気』の隣に平積みされている『アルフレッド・アドラー 人生に革命が起きる100の言葉』を読みました。 アルフレッド・アドラー 人生に革命が起きる100の言葉 作者: 小倉広 出版社/メーカー: ダイヤモンド社 発売日: 2014/02/28 メデ…

大河ドラマの原作、新田次郎「武田信玄」(文春文庫)

私が初めて観たNHK大河ドラマは、 1988年の「武田信玄」。 2010年に「龍馬伝」を観るまで、私が観た唯一の大河ドラマでした。(そういえば、この二作はいずれも登場人物の役者がナレーションを兼ねてます。信玄の母役の若尾文子と龍馬の幼なじみ岩崎弥太郎役…

出口治明『仕事に効く 教養としての「世界史」』

ライフネット生命保険の代表取締役会長兼CEOである出口治明さんが書かれた『仕事に効く 教養としての「世界史」』を読みました。 仕事に効く 教養としての「世界史」 作者: 出口治明 出版社/メーカー: 祥伝社 発売日: 2014/02/22 メディア: 単行本 この商品…

NHK Eテレ 知恵泉「傾いた組織を立て直せ!上杉鷹山(前編)」

江戸時代中期の米沢藩主・上杉鷹山、ご存知ですか? アメリカのケネディ元大統領は、最も尊敬する日本人政治家として上杉鷹山の名前をあげたそうです。質問した日本人記者たちのほうが鷹山を知らなかったように、ご存知ない方も多いかもしれません。 日本で…

Tarzan 特集「実は、カラダに悪いコト。」

インパクトのある骸骨と「実は、カラダに悪いコト。」というタイトルにつられて、「Tarzan」6/26号を買ってしまいました。 表紙に「カラダに悪いこと」として書かれているキーワード群のうち、特に気になった次の3項目について本文を読んで確認しました。も…

宮本恒靖『宮本式・ワールドカップ観戦術』〜サッカー世界地図の読み解き方〜

ワールドカップのときぐらいしかサッカーは観ないのですが、本屋でたまたま見かけた本を観戦ガイドとして読んでみました。 宮本式・ワールドカップ観戦術 サッカー世界地図の読み解き方 (朝日新書) 作者: 宮本恒靖 出版社/メーカー: 朝日新聞出版 発売日: 20…

池澤夏樹『世界文学を読みほどく』を読んだ(その2)

前回(その1)の続きです。 今回は、『世界文学を読みほどく』で紹介されている10作品のうち、読みたいと思った5つの小説について、そのきっかけとなった解説部分を紹介したいと思います。(記事の大部分が引用ですみません) 世界文学を読みほどく (新潮選…

池澤夏樹『世界文学を読みほどく』を読んだ(その1)

本書は、2003年9月に作家の池澤夏樹さんが京大で行った7日間の連続講義の講義録です。 世界文学を読みほどく (新潮選書) 作者: 池澤夏樹 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 2005/01/15 メディア: 単行本 購入: 3人 クリック: 62回 この商品を含むブログ (55件…

渡辺 和子「置かれた場所で咲きなさい」

うちのトイレに「置かれた場所で咲きなさい」という本が置いてありました。 置かれた場所で咲きなさい 作者: 渡辺和子 出版社/メーカー: 幻冬舎 発売日: 2012/04/25 メディア: 単行本 購入: 40人 クリック: 1,131回 この商品を含むブログ (51件) を見る この…

岡田尊司「愛着障害 子ども時代を引きずる人々」

なぜ人に気ばかり使ってしまうのかなぜ自分をさらけ出すことに臆病になってしまうのかなぜ人と交わることを心から楽しめないのかなぜ本心を抑えてでも相手に合わせてしまうのかなぜ拒否されたり傷つくことに敏感になってしまうのかこういった悩みは、ほとん…

加藤陽子「それでも、日本人は『戦争』を選んだ」

雑誌の読書特集やレビューサイトなど、いろんな所で紹介されていて気になっていた、「それでも、日本人は『戦争』を選んだ」を読みました。 それでも、日本人は「戦争」を選んだ 作者: 加藤陽子 出版社/メーカー: 朝日出版社 発売日: 2009/07/29 メディア: …

日常の小さなイライラから解放される「箱」の法則

以前読んだアービンジャー・インスティテュートの「自分の小さな『箱』から脱出する方法」は自分にとってあまりにも衝撃的でした。私が人間関係に関わる本を読んだなかでは、間違いなくベスト3に入ります。 その「箱」理論に関する新刊が出たと聞いて、さっ…

野矢茂樹「無限論の教室」

自宅の本棚でふと目に留まったので、10年ぐらい前に読んだ、野矢茂樹「無限論の教室」(講談社現代新書)を再読しました。 無限論の教室 (講談社現代新書) 作者: 野矢茂樹 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 1998/09/18 メディア: 新書 購入: 24人 クリック: …

Hagex「ネット釣り師が人々をとりこにする手口はこんなに凄い」

Hagex「ネット釣り師が人々をとりこにする手口はこんなに凄い」を読みました。 2ch、発言小町、はてな、ヤフトピ ネット釣り師が人々をとりこにする手口はこんなに凄い (アスキー新書) 作者: Hagex 出版社/メーカー: KADOKAWA/アスキー・メディアワークス 発…

武光誠「日本人なら知っておきたい神道」

節分やひな祭りなどの年中行事や冠婚葬祭、地域の祭りなど、私たちの生活のいろいろな場面で 神 すなわち「神道」が関わっています。 しかし、これまで「神道」というものを教えてもらった記憶もなく、自ら勉強しようとしたこともなく、日本のしきたりみたい…

小室直樹「数学を使わない数学の講義」

先日のエントリーで紹介した「日本人のための憲法原論」の著者である小室直樹先生の「数学を使わない数学の講義」を再読しました。 数学を使わない数学の講義 作者: 小室直樹 出版社/メーカー: ワック出版 発売日: 2005/04 メディア: 単行本 購入: 41人 クリ…

池谷裕二「単純な脳、複雑な『私』」

池谷裕二さんの「単純な脳、複雑な『私』」(朝日出版社)を読みました。 単純な脳、複雑な「私」 作者: 池谷裕二 出版社/メーカー: 朝日出版社 発売日: 2009/05/08 メディア: 単行本(ソフトカバー) 購入: 102人 クリック: 2,607回 この商品を含むブログ (…

小室直樹「日本人のための憲法原論」

憲法記念日を前に、小室直樹「日本人のための憲法原論」を読みました。 日本人のための憲法原論 作者: 小室直樹 出版社/メーカー: 集英社インターナショナル 発売日: 2006/03 メディア: 単行本 購入: 10人 クリック: 128回 この商品を含むブログ (53件) を見…

スティーブン・コヴィー「7つの習慣ファミリー」

あの自己啓発書の定番「7つの習慣」の家族編である「7つの習慣ファミリー」を再読しました。 7つの習慣ファミリー 作者: スティーブン・R.コヴィー,Stephen R. Covey,フランクリンコヴィージャパン 出版社/メーカー: キングベアー出版 発売日: 2005/03 メデ…

リチャード・コッチ「人生を変える80対20の法則」

十数年ぶりに「80対20の法則」の本を読みました。 人生を変える80対20の法則 作者: リチャードコッチ,仁平和夫 出版社/メーカー: 阪急コミュニケーションズ 発売日: 1998/05/01 メディア: 単行本 購入: 10人 クリック: 74回 この商品を含むブログ (59件) を…

岡嶋二人「クラインの壺」

岡嶋二人の「クラインの壺」(新潮文庫)を読みました。約20年ぶりの再読です。 クラインの壷 (新潮文庫) 作者: 岡嶋二人 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 1993/01/28 メディア: 文庫 購入: 8人 クリック: 24回 この商品を含むブログ (62件) を見る 「メビ…

多胡 輝「頭の体操 BEST」

多胡輝先生の「頭の体操」シリーズは、中学校の頃ハマっていました。 そのシリーズの中から100問が厳選されている「頭の体操 BEST」を少しずつ読んでいましたが、ようやく終わりました。 頭の体操 BEST 作者: 多湖輝 出版社/メーカー: 光文社 発売日: 2009/0…

逢坂剛「百舌の叫ぶ夜」

今日は、今年のちょうど100日目です。 ということは、元旦から1日1エントリーを続けてきたこのブログ、ようやく100エントリーに到達したことになります。アクセス数は相変わらず少ないですが、今後も地道に頑張ります。 ところで、先ほど新聞のテレビ欄を見…

日垣 隆「ラクをしないと成果は出ない」

先日、職場で考えたことを元に「ラクをしないと成果は出ない」という記事を書きました。それと同じタイトルの本をもっていますので、再読してみました。 ラクをしないと成果は出ない (だいわ文庫) 作者: 日垣隆 出版社/メーカー: 大和書房 発売日: 2010/02/1…

曽野綾子「人間にとって成熟とは何か」

本の帯に「45万部突破」とあったベストセラーを読んでみました。 人間にとって成熟とは何か (幻冬舎新書) 作者: 曽野綾子 出版社/メーカー: 幻冬舎 発売日: 2013/07/28 メディア: 新書 この商品を含むブログ (11件) を見る 曽野綾子さんは、新潟県中越地震の…

年月日から曜日を当てる

先日のエントリー(下記)で「暗算の達人」という本を紹介しましたが、 アーサー・ベンジャミン「暗算の達人」 - igawa's Blog 一つ書かなかったことがあります。 暗算の達人 作者: アーサー・ベンジャミン,マイケル・シェルマー,岩谷宏 出版社/メーカー: ソ…

アーサー・ベンジャミン「暗算の達人」

大学で数学は勉強しましたが、計算は苦手なので「暗算の達人」を読みました。 暗算の達人 作者: アーサー・ベンジャミン,マイケル・シェルマー,岩谷宏 出版社/メーカー: ソフトバンク クリエイティブ 発売日: 2007/02/28 メディア: 単行本 購入: 19人 クリッ…

ラクをしないと成果は出ない

今日、あらためて会社で感じたことです。 まじめに仕事をすること 私は、従業員1000人以上の比較的大きい企業に勤めています。 社員の平均的な姿としては、まじめに仕事をしている人が多いと感じますが、まじめな仕事には、良い面もあり悪い面もあります。 …