igawa's Blog

おもに読書と本に関するブログですが、Mac/iPhone、数学、音楽の話題など例外の方が多いかもしれません。

読んだ本

岡崎武志「蔵書の苦しみ」

ここ数年、年間100冊ぐらいの本を読んでます。 何冊ぐらい所有しているのかちょっと気になったので、数えてみたところ、だいたい700冊でした。ときどき大量にブックオフに持ち込んでいますので、まあそんなところでしょう。 本の置き場所に苦しんでいるほど…

中野信子「脳内麻薬」

本屋さんで偶然見つけた本です。 「人間を支配する快楽物質ドーパミンの正体」というサブタイトルが面白そうだったので、買ってしまいました。 本当は、本の帯にある著者の写真が美人だったことと、「あなたは『気持ちよさ』について何も知らない」というキ…

中川恵一「がんの練習帳」

先日のエントリーで、中村仁一さんという医師が書いたベストセラー「大往生したけりゃ医療とかかわるな」を紹介しました。 「死ぬのはがんに限る」と主張するこの本を読んで思い出したのが、 本書「がんの練習帳」です。2年ぐらい前に読んでいたのですが、こ…

吉田伸夫「素粒子論はなぜわかりにくいのか」

MIT白熱教室を観た3日前(2014.3.21)、 量子力学はやっぱり難しい。 というエントリーを書きました。テレビでは、分かりやすく解説されていたはずですが、私にはよく理解できなかったので、「素粒子論はなぜわかりにくいのか」という本を読んでみました。 …

中村仁一「大往生したけりゃ医療とかかわるな」幻冬舎新書

まず内容に入る前に・・・ 「大往生」という言葉の意味を間違えていました。 何となく、社会的に偉い立場の人や正義のヒーローが立派な死に方をしたときのことだとイメージしていました。単に「安らかに死ぬこと」だったとは知りませんでした。お恥ずかしい…

リチャード・テンプラー「上手な愛し方」

昨日のエントリーで紹介したエーリッヒ・フロムの「愛するということ」に続いて、またまた愛に関する本です。こちらは、装丁といい、タイトルといい、レジに持っていくには恥ずかしい感じがします。いつ頃なぜ買ったのか忘れましたが、Amazonで買ったのは間…

エーリッヒ・フロム「愛するということ」(鈴木晶 訳、紀伊国屋書店)

NHK Eテレの「100分de名著」で先月紹介されていたエーリッヒ・フロムの「愛するということ」を読みました。20年以上前に買っていた本ですが、その番組を観なければ一生積ん読のままだったかもしれません。 愛するということ 作者: エーリッヒ・フロム,Eric…

谷岡一郎「ツキの法則」

ギャンブルに必勝法はあるのでしょうか? ツキを呼ぶ方法はあるのでしょうか? ギャンブルで大負けしない方法 世の中にはいかにも科学っぽい顔をしたインチキな必勝法が出回っていて、多くの人が間違った道に誘い込まれ、お金を浪費させられています。「絶対…

前田憲一「続・勇気づけの子育て入門」

本書は、「不登校」をテーマにした、アドラー心理学がベースの子育て本です。 先日(2014.2.11)のエントリーに書いた「勇気づけの子育て入門」の続編になります(なぜか著者は違います)。 「勇気づけの子育て入門」吉村みちこ - igawa's Blog 本編では(マ…

西内啓「統計学が最強の学問である」

学生時代の専門分野に近いということもあって、ベストセラー「統計学が最強の学問である」を読みました。 統計学が最強の学問である 作者: 西内啓 出版社/メーカー: ダイヤモンド社 発売日: 2013/01/25 メディア: 単行本(ソフトカバー) 購入: 11人 クリッ…

プレゼンで 自分自身をどう位置づけるか

「TEDトーク 最高のプレゼン術」(ジェレミー・ドノバン著、新潮社)を読みました。 TEDトーク 世界最高のプレゼン術 作者: ジェレミー・ドノバン,中西真雄美 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 2013/07/18 メディア: ペーパーバック この商品を含むブログ (1…

プレゼンで どんな質問にも対応できる方法

「スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン」(カーマイン・ガロ著、日経BP社)を読みました。再読です。 スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン 作者: カーマイン・ガロ,外村仁解説,井口耕二 出版社/メーカー: 日経BP社 発売日: 2010/07/15 メディア: 単行本(…

中島義道「私の嫌いな10の言葉」

中島義道は変わり者で有名な哲学者である。 陽が当たってかなり明るいカフェの店内で各テーブルの上の電灯がついていたら「照明は必要ないんじゃないですか?」と店員に詰め寄ったり、「私たちの手でまちを美しく」とか意味のない標語を書いた横断幕があれば…

「まんがでわかる 7つの習慣」

うちのトイレに「まんがでわかる 7つの習慣」が置いてあるのを発見しました。 マンガが好きな嫁さんが、珍しくまじめな本を買ったようです。といっても、これもマンガですけど。 パラパラっとめくってみました。昨年出版された完訳版の「7つの習慣」に合わ…

重松清「流星ワゴン」

会社からリストラにあい、妻はテレクラで不倫を重ねたうえ離婚を持ち出され、息子は中学受験に失敗し家庭内暴力で、一家は崩壊寸前。主人公が生きる望みをなくして深夜の駅前のベンチに座っていたとき、オデッセイに乗った橋本父子に出会います。5年前の交通…

イケダハヤトさんのブログ文章術の本で得た3つの気づき

ブログがちっとも上達しないので、この本を読んでみました。 武器としての書く技術 作者: イケダハヤト 出版社/メーカー: 中経出版 発売日: 2013/06/19 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (4件) を見る 「月に40万文字を書き続け、月に70万回閲覧され、…

「勇気づけの子育て入門」吉村みちこ

「嫌われる勇気」(岸見 一郎、古賀 史健)を読んで、アドラー心理学のスゴさに気がついたことから、アドラー関係の本を少しずつ読んでいます。その重要な概念である「勇気づけ」は、まさに子育てそのものです。 アドラー心理学に基づいた、子育てに関すると…

「愛するということ」エーリッヒ・フロム

新聞のテレビ欄を何気なく見ていたら、NHK教育の「100分de名著」という番組でエーリッヒ・フロムの「愛するということ」が取り上げられることを発見しました。 この本は、ずいぶん前に買ったまま読まずに本棚に眠っているはずだったので探して見てみると、…

人生は暇つぶしのゲームだ!

ブログのサブタイトルを変更しました。 (旧)日々の記録と気づきなど (新)人生は暇つぶしのゲームだ! 「日々の記録と気づきなど」なんていう意味のないサブタイトルは早く変更しようと思っていました。 「人生は暇つぶしのゲームだ!」というサブタイト…

「嫌われる勇気」〜自己啓発の源流「アドラー」の教え〜

この本はすごい。文句なく「座右の書」にします。 読んだきっかけは、HONZのこのレビューを読んでから。 人生を一変させる新しい古典『嫌われる勇気』 - HONZ 本書は、フロイト、ユングと並び「心理学の三大巨頭」と称されているアルフレッド・アドラーの教…

「神さまがやどる お掃除の本」

今日たまたま立ち寄った本屋で見つけた本です。 初詣とか神様とか子供にうまく説明できなかったことから「神さま」についていろいろ調べていたんですが、偶然その日に目に留まったので、買ってしまいました。 この数か月、「断捨離」というか、モノを捨てる…