年月日から曜日を当てる
先日のエントリー(下記)で「暗算の達人」という本を紹介しましたが、
アーサー・ベンジャミン「暗算の達人」 - igawa's Blog
一つ書かなかったことがあります。
- 作者: アーサー・ベンジャミン,マイケル・シェルマー,岩谷宏
- 出版社/メーカー: ソフトバンク クリエイティブ
- 発売日: 2007/02/28
- メディア: 単行本
- 購入: 19人 クリック: 268回
- この商品を含むブログ (17件) を見る
この本の一番最後に、「年月日から曜日を当てる」という暗算芸が紹介されています。二桁の掛け算ができるようになっても、三乗の計算ができるようになっても、そんなこと誰かに尋ねられることは絶対にありません。しかし、生まれた日が何曜日かというようなことは、日常会話のなかに出てくる可能性は確かにあります。
ですので、実はこっそりこの暗算芸を身につけました。今回の記事は、自分用メモとして、その原理を記録しておきます。
基本原理
基本的な考え方は簡単で、与えられた年月日に対して、年・月・日の数字から、それぞれの符号(数値)を計算して、足し算します。つまり、「年の符号+月の符号+日の符号」を計算します。最後に、その数値を7で割った余りを求めて、0→日、1→月、2→火、3→水、4→木、5→金、6→土 となります。
「年の符号」は暗算
・2000年代(2000年〜2099年)の場合
★年の符号=(下2桁+[下2桁/4])を7で割った余り
(注)[ ] はガウス記号(整数部分)
・1900年代(1900年〜1999年)の場合
2000年代と同じ計算をして、最後に1を足す
・1800年代や2100年代の場合
同様にできますが、実用上は1900〜2000年代ができれば十分ですので、あえて覚えていません。
「月の符号」は記憶
まず、622,503,514,624を丸暗記する。
★月の符号は、前から順に、1月=6、2月=2、3月=2、・・・
ただし、うるう年の1月と2月の場合のみ「1月=5、2月=1」を使う。
「日の符号」はそのまま
★日の符号=日にち(例えば、31日なら31)なので簡単
2014年4月6日の場合
・年の符号=(14+[14/4])を7で割った余り=3
・月の符号=5
・日の符号=6
・曜日=(3+5+6)を7で割った余り=0→日曜日!
以上、自分しか分からない備忘録ですみません。