「本の雑誌が選ぶ40年の400冊!」から選んだ40冊(1/4)
先日入手した「本の雑誌」6月号の特集記事「本の雑誌が選ぶ40年の400冊!」の中から、読みたい本を40冊ほどピックアップします。(自分用メモですみません)
今回はその第1弾として、全ジャンルを対象とした「編集部が選んだ40冊」からの10冊です。(「編集部が選んだ40冊」の一覧はこちら)
この40年間に出版された膨大な本の中から編集部が選んだ40冊ですので、どれもハズレではないでしょう。しかし実は、編集部の5〜6人による座談会で40冊が決まっていくんですが、案外テキトーです。ただ、それぞれの強い思い入れがあるのは間違いなさそうです。
ということで、座談会の様子を読んで私が気になった10冊を、推した人のコメントを付けて紹介します。
小川洋子『猫を抱いて象と泳ぐ』
- 作者: 小川洋子
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2011/07/08
- メディア: 文庫
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小川洋子なら、『猫を抱いて象と泳ぐ』でしょう。別格だと思いますよ、出来が。
木村元彦『オシムの言葉』
- 作者: 木村元彦
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2014/01/04
- メディア: 文庫
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ノンフィクションだと木村元彦ですよ。『オシムの言葉』は1位でも僕はいいくらい。
角田光代『笹の舟で海をわたる』
- 作者: 角田光代
- 出版社/メーカー: 毎日新聞社
- 発売日: 2014/09/12
- メディア: 単行本
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高橋克彦『火怨』
椎名さんの友人に僕が二時間にわたって『火怨』を読め、目黒考二に伝えろと言われ、『火怨』『炎立つ』、そして『天を衝く』の大フィーバーが起きた。
清水潔『桶川ストーカー殺人事件』
清水さんなら『桶川ストーカー殺人事件』。『殺人犯はそこにいる』より完成度が高い。うん、あれは怖いよ。
私も鳥肌が立ちました。
舞城王太郎『煙か土か食い物』
舞城はベスト40に入ってもいいんじゃないかな。衝撃的なデビューだったでしょ。こんな文体やストーリーがあっていいのかと。やっぱり時代を変えたものを入れたほうがいいと思うんですよ。
C・マッカーシー『ザ・ロード』
- 作者: コーマック・マッカーシー,黒原敏行
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2010/05/30
- メディア: 文庫
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日本の小説ばかりだな。『ザ・ロード』を40位までに入れよう。
町田康『告白』
- 作者: 町田康
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2008/02
- メディア: 文庫
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『告白』は別格ですよ。1位でもいいくらい。ほんとにびっくりしたもん。
水木しげる『ねぼけ人生』
- 作者: 水木しげる
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 1999/07
- メディア: 文庫
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あと水木しげるの『ねぼけ人生』と黒岩比佐子『パンとペン』はぜひ入れたい。
国分拓『ヤノマミ』
- 作者: 国分拓
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2013/10/28
- メディア: 文庫
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(本書に関するコメントがなく、逆に気になります)
第1弾の10冊は、以上です。
ではまた…