人文・社会
浦賀へのペリー来航、萩の松下村塾。 その程度の言葉だけであれば、歴史に詳しくない私も幕末のキーワードとして知っています。 関係なさそうなこの二つですが、昨日の大河ドラマ「花燃ゆ」を観るまで、吉田松陰がペリー再航のとき黒船に乗り込もうとしてい…
御用納めの12/26日の夜、飲み会の帰りに立ち寄ったコンビニで買った雑誌です。 歴史に疎いというコンプレックスがあるものですから、「仕事に役立つ歴史の知恵」というテーマを見て、勢いで買ってしまいました。 家に帰って、特集の中身を見ると、 池上彰「…
たまたまWikipediaで「クリスマス」を見ていたら、長年疑問に思っていたことがあっさり解決してしまいました。 家族で夜のクリスマスパーティとかする場合、24日なのか25日なのかという疑問です。まあ日本人ですし、何となくイベント的に楽しめればいいので…
今日は、クリスマスイブイブです。この言葉、まさかちゃんとした辞書に載ってるとは思いませんでした。 「クリスマスイブイブ」若者語で,クリスマスの前々日(夜)のこと。12月23日(の晩)。(「大辞林」より) クリスマスは、日本でも年中行事として定着…
織田信長、豊臣秀吉、徳川家康に仕えた黒田官兵衛の生涯を描いた大河ドラマも、ついに本日の最終回「乱世ここに終わる」をもって終わりました。 関ヶ原の戦いは、日本史の中では重要な位置づけなので勘違いしていましたが、黒田長政の貢献もあり、わずか1日…
本日は、衆議院議員総選挙でした。どの局も選挙速報ですので、NHK教育「クラシック音楽館」でシューベルトのシンフォニーを聴きながら書いています。 選挙にちなんで面白い話の書いてある本を思い出したので、今回はほとんどその本から引用です。どんな投票…
今や国民的行事となった感のある「今年の漢字」、2014年は「税」に決まったようですが、「今年の漢字」にまつわる話を調べてみました。 発表が行われる12月12日は、「漢字の日」である。 実は、このイベントは、日本漢字能力検定協会のキャンペーンである。 …
今年初め頃に読んで非常に参考になった『プラグマティズムの作法』を再読しました。 プラグマティズムの作法 ~閉塞感を打ち破る思考の習慣 (生きる技術! 叢書) 作者: 藤井聡 出版社/メーカー: 技術評論社 発売日: 2012/04/18 メディア: 単行本(ソフトカバー…
年金制度が確定給付型から確定拠出型へ移行になった会社も多いと思います。 確定拠出型年金とは、確定した掛金を納め(拠出)、その資金を自己の責任で運用し、その結果の損益に応じて受け取る年金額が決まる年金のことです。つまり、決まった年金額を受け取…
昭和23年(1948年)7月20日に公布された祝日法により、11月3日は「自由と平和を愛し、文化をすすめる」という趣旨のもと、祝日「文化の日」が制定されています。 実は知らなかったのですが、11月3日は明治天皇の誕生日で、戦前は「明治節」と呼ばれていたそ…
福岡在住の歴女 白駒妃登美さんと、ベストセラー『名言セラピー』シリーズの著者でコピーライターのひすいこたろうさんがコラボした『人生に悩んだら「日本史」に聞こう』を読みました。 先日紹介した『日本はこうして世界から信頼される国となった』を注文…
旧暦でいうと、今日は九月三十日。 しかし、明日は旧暦十月一日ではなく、閏(うるう)九月一日となるんだそうです。まるまる1か月が挿入される「うるう月」というものがあるとは知りませんでした。(聞いたことはあったかもしれませんけど、スルーしていた…
先日書いた「象は鼻が長い」という文の主語に関するエントリーで紹介していた『日本語に主語はいらない』を読みました。再読です。 日本語に主語はいらない (講談社選書メチエ) 作者: 金谷武洋 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2002/01/10 メディア: 単行本…
青色LEDを開発した日本の3氏が、2014年のノーベル物理学賞に決まりました。おめでとうございます。 ところで、ノーベル賞で思い出しましたが、先月発表された「イグ・ノーベル賞」をご存知でしょうか? 今年も、バナナの皮が滑りやすいことを、実際に摩擦係…
2014年度も下半期に入りました。 今日の新聞を見て知ったのですが、10月1日は「コーヒーの日」だそうです。平均すると 1日3〜4杯は飲むコーヒー党ではありますが、記念日までは知りませんでした。 iPhoneアプリ「日めくり」で確認してみると、10月1日は「コ…
9月23日は「秋分の日」です。(9/23でない年もあります) ところで、「秋分」とは何なのでしょうか。なんとなく、昼と夜の長さが等しくなる(秋の)日のこと、ぐらいにしか思っていませんでした。 「秋分」とは 大辞林では、こう説明されています。 二十四節…
ハッピーマンデー制度により、2003年から敬老の日が「9月15日」から「9月の第3月曜日」に変わりました。 来年2015年の第3月曜日(敬老の日)は9月21日ですので、秋分の日(来年は9月23日)の前々日です。ということは、その間にはさまれる平日の9月24日(火…
前々回(中秋の名月)、前回(重陽の節句)に続いて、季節の話題です。 「二十四節気」と「七十二候」はご存知でしょうか? 日本には美しい四季があります。春・夏・秋・冬、折々の豊かな表情は日々の生活に彩りを与え、日本人は昔から季節感を大切にして暮…
前回(中秋の名月)に続いて、季節の話題です。 photo by Ken Schwarz 江戸時代に祝日として定められた、年中行事を行う季節の節目が「五節句」で、1月7日、3月3日、5月5日、7月7日、9月9日がそれにあたります。 明治に入って制度は廃止されていますが、最後…
今年は 9月8日が「中秋の名月」で、福岡では雲にさえぎられずお月見ができたようです。 photo by Th.Papathanasiou iPhoneアプリ「くらしのこよみ」には、こう記載されています。 旧暦八月十五日(新暦では九月なかば頃)は、秋の半ばの満月にあたり、この日…
1年を通して大河ドラマを観るのは、1988年の「武田信玄」、2010年の「龍馬伝」に続いて、まだ三回目です。 今日(8/16)再放送で第32回「さらば、父よ!」を観ました。 派手な戦いや大きな話の進展もなく、一見地味な今回でしたが、実は非常に印象深い内容で…
船井総研出身のコンサルタント佐藤芳直さんの『日本はこうして世界から信頼される国となった』を読みました。 先日紹介した『それでも、日本人は「戦争」を選んだ』を注文した際、アマゾンさんに薦められたものです。 日本はこうして世界から信頼される国と…
今年(2014年)の 土用の丑の日は、7月29日です。 タイトルを読んで、何の関係があるのか?と思った人も多いでしょう。「土用」は ウナギで有名な「土用の丑の日」が来る7月下旬で、「節分」は 豆まきで有名な2月3日頃ですから。そう思ったあなたは普通の人…
以前のエントリーで少し触れていましたが、少しずつ読んでいた新田次郎の『武田信玄』(全四巻)をようやく読み終えました。 大河ドラマの原作、新田次郎「武田信玄」(文春文庫) - igawa's Blog 誰もが知っている戦国武将ですので、私がここで武田信玄の偉…
先日のエントリーで、池澤夏樹の『世界文学を読みほどく』を紹介しました。 池澤夏樹『世界文学を読みほどく』を読んだ(その1) - igawa's Blog池澤夏樹『世界文学を読みほどく』を読んだ(その2) - igawa's Blog この本は、2003年に著者が京大で行った…
最近のホットなニュースである顧客情報流出に関する利用者へのお知らせです。うちの個人情報も含まれていました。 報道では、外部業者の派遣社員が、お金欲しさに名簿業者へ売るため持ち出したものと言われています。 外部業者は、個人情報の管理についての…
7月9日の読売新聞のコラム「編集手帳」に、新明解国語辞典のことが紹介されていました。 個性ある記述で知られる『新明解国語辞典』(三省堂)のなかでとくに名高い項目を引く◆<【恋愛】=特定の異性に特別の愛情をいだいて、二人だけで一緒に居たい、出来…
25日早朝のW杯コロンビア戦を観るために早めに寝ようと思っていたのですが、先週に続いて表題の番組(6月24日23:00放送)を遅い時間に観てしまいました。先週の記事はこちら。 NHK Eテレ 知恵泉「傾いた組織を立て直せ!上杉鷹山(前編)」 - igawa's Blog …
6月23日(月)の読売新聞「七転八起」の記事です。 ライフネット生命保険の会長である出口治明さんは、日本生命の部長のとき、国内重視の方向に転換するという97年の新社長と考えが合わず、入社27年目に左遷。 その後、日本生命を退職し、保険会社を親会社と…
ライフネット生命保険の代表取締役会長兼CEOである出口治明さんが書かれた『仕事に効く 教養としての「世界史」』を読みました。 仕事に効く 教養としての「世界史」 作者: 出口治明 出版社/メーカー: 祥伝社 発売日: 2014/02/22 メディア: 単行本 この商品…