igawa's Blog

おもに読書と本に関するブログですが、Mac/iPhone、数学、音楽の話題など例外の方が多いかもしれません。

人文・社会

「非正規雇用者向け資格創設」は「専務理事政策」なのかも。

6月8日の新聞記事です。 この記事を読むと、非正規雇用という弱い立場の人を助けるための政策がスタートするように見えます。確かに、「パート」や「契約社員」など正社員に比べ給与や福利厚生で劣る非正規雇用者の待遇改善や正社員化へ向けた方策としての目…

加藤陽子「それでも、日本人は『戦争』を選んだ」

雑誌の読書特集やレビューサイトなど、いろんな所で紹介されていて気になっていた、「それでも、日本人は『戦争』を選んだ」を読みました。 それでも、日本人は「戦争」を選んだ 作者: 加藤陽子 出版社/メーカー: 朝日出版社 発売日: 2009/07/29 メディア: …

武光誠「日本人なら知っておきたい神道」

節分やひな祭りなどの年中行事や冠婚葬祭、地域の祭りなど、私たちの生活のいろいろな場面で 神 すなわち「神道」が関わっています。 しかし、これまで「神道」というものを教えてもらった記憶もなく、自ら勉強しようとしたこともなく、日本のしきたりみたい…

「2位じゃダメなんでしょうか?」に何と答えたのか。

下記ブログ記事(chikirinの日記)を読みました。 みんなが叩く人は自分も叩いていい、と考える人は怖いです - Chikirinの日記 メディアとかで叩かれている(批判されている)人がいるとき、本人が悪い場合もあるかもしれませんが、それより「みんなが批判し…

小室直樹「数学を使わない数学の講義」

先日のエントリーで紹介した「日本人のための憲法原論」の著者である小室直樹先生の「数学を使わない数学の講義」を再読しました。 数学を使わない数学の講義 作者: 小室直樹 出版社/メーカー: ワック出版 発売日: 2005/04 メディア: 単行本 購入: 41人 クリ…

小室直樹「日本人のための憲法原論」

憲法記念日を前に、小室直樹「日本人のための憲法原論」を読みました。 日本人のための憲法原論 作者: 小室直樹 出版社/メーカー: 集英社インターナショナル 発売日: 2006/03 メディア: 単行本 購入: 10人 クリック: 128回 この商品を含むブログ (53件) を見…

「はい/いいえ」と「Yes/No」の違い

前回のエントリーで、床屋さんでの「かゆいところありませんか?」という否定疑問文に対して、「はい」と答えても「いいえ」と答えても同じ意味になることを書きました。 今回は、床屋さんで思い出した、日本語の「はい/いいえ」と英語の「Yes/No」の違い…

人口減社会はなぜ悪いのか?

この写真は、4月9日の読売新聞の記事「人口減社会」です。 人口減社会 記事によると、日本の人口は、2008年の1億2808万人をピークに減少が始まっています。将来的には、2020年には1億2410万人、2060年には8674万人まで減少すると予測されているようです。 人…

「島原の乱」と天草

年度末の週末は、用があって島原の実家に帰省しました。 島原といって思い出す言葉は、「島原城」とか「島原そうめん」よりも、「島原の乱」ではないでしょうか。 1637年に起こった「島原の乱」については、歴史を詳しく知らない人でも、キリシタン弾圧によ…

エーリッヒ・フロム「愛するということ」(鈴木晶 訳、紀伊国屋書店)

NHK Eテレの「100分de名著」で先月紹介されていたエーリッヒ・フロムの「愛するということ」を読みました。20年以上前に買っていた本ですが、その番組を観なければ一生積ん読のままだったかもしれません。 愛するということ 作者: エーリッヒ・フロム,Eric…

読売新聞日曜版「名言巡礼」

昨日の読売新聞日曜版1面です。 先月から新聞の購読を始めたんですが、これまで日曜版はちゃんと読んでませんでした。 「名言巡礼」は、歌や小説に出てくる名言について、時代背景や季候・風土など現地取材・文献調査等を踏まえて紹介するコラムです(たぶ…

「感動をありがとう」に違和感ありますか?

浅田真央のフリーは最高の演技でした。素晴らしい。 Facebookのタイムラインでも「感動をありがとう!」という投稿を多数見かけました。今朝の朝刊でも、この言葉が踊っています。(広告ですが) しかし、この「感動をありがとう」という言葉、以前からもの…

中島義道「私の嫌いな10の言葉」

中島義道は変わり者で有名な哲学者である。 陽が当たってかなり明るいカフェの店内で各テーブルの上の電灯がついていたら「照明は必要ないんじゃないですか?」と店員に詰め寄ったり、「私たちの手でまちを美しく」とか意味のない標語を書いた横断幕があれば…

軍師 官兵衛 第7回「決断のとき」

東から勢力を伸ばす織田信長につくか、中国地方の雄毛利につくか、両者が播磨で激突するのも時間の問題。1575年6月、官兵衛が仕える小寺政職(片岡鶴太郎)は小寺家の行く末を決める軍議を招集します。 主君(小寺政職)は側近の意見から毛利側に傾いている…

「軍師 官兵衛」のナレーション交代

録画していた大河ドラマ「軍師 官兵衛」の第5回(2月2日放送)を観ました。 第1回からずっと気になっていたのが、女性のナレーションです。ネバネバしたような声で聞き取りにくくていやだなあと思っていました。 たまたま、前回から登場している官兵衛の奥…

「軍師官兵衛」第三回を観ました。

戦国時代って、面白いですね。 高校時代に日本史を選択しなかったので、織田信長、豊臣秀吉、徳川家康ぐらいの名前と、桶狭間の戦い、本能寺の変、関ヶ原の戦いぐらいしか知りませんでした。 思い立って、昨年後半、司馬遼太郎の「国盗り物語」、「新史太閤…

黒田官兵衛のナンバー2力

NHK教育テレビ「先人たちの底力 知恵泉 “黒田官兵衛のナンバー2力(後)”」を観ました。 前編は観ていないのですが、今回は、天下統一を成し遂げた後、暴君となってしまった豊臣秀吉のナンバー2として、黒田官兵衛はどのように対応したのか、紹介されまし…

軍師官兵衛

NHK大河ドラマ「軍師 官兵衛」を観ました。今日放送された第2回ではなく、録画していた第1回です。 主人公の少年時代の演技(子役)がすごく上手かった気がします。残念ながら(?)次回からは大人の官兵衛(主演の岡田准一)の登場のようです。この子役は…