igawa's Blog

おもに読書と本に関するブログですが、Mac/iPhone、数学、音楽の話題など例外の方が多いかもしれません。

働き方について考えるときに参考になる10冊の本

今朝の新聞に、「脱時間給」制度などの 働き方改革に関する記事がありました。

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ここ数十年、子供の頃から特別な志でもない限り、普通に高校・大学に進んで普通にサラリーマンになってしまうのが、日本での典型的なパターンでした。世の中には多様な働き方があることを知ることもなく、気がついたら通勤地獄・長時間労働の世界にはまり込んでしまっているのが現実だと思います。

これからの時代に向け、働き方に関してやり直しがきくのは 30代前半ぐらいまでですから、入社10年以内の若手サラリーマンや就職活動中の学生は、新たな働き方をよく考えてみる価値があるでしょう。

 

ということで今回、本棚に眠っている「働き方」に関する本を探してみました。

 

10冊をピックアップしましたが、現在のように読書をするようになったのは 2000年以降なので、この約15年の間に読んだ本です。いずれもブックオフ行きを免れていますので、ハズレはないと思います。しかし、それぞれ微妙にテーマが違いますし、人によって問題意識も違うでしょうから、誰かにとって必要な本が見つかれば幸いです。

 

フリーエージェント社会の到来』を除き、ブログを始める前に読んでいるので、書評(のようなもの)がありません。 1行コメントでお許しください。

 

ではいきます。

 

ダニエル・ピンク『フリーエージェント社会の到来』〜組織に雇われない働き方〜

ダニエル・ピンク『フリーエージェント社会の到来』 - igawa's Blog

組織をうまく活用しつつ、同時に個人としての自由や成功を謳歌する「フリーエージェント」として行動するためのヒントが満載です。 

フリーエージェント社会の到来 新装版---組織に雇われない新しい働き方

フリーエージェント社会の到来 新装版---組織に雇われない新しい働き方

 

伊藤洋志『ナリワイをつくる』〜人生を盗まれない働き方〜

「ナリワイ」とは、個人レベルで始められて、自分の時間と健康をお金と交換するのではなく、やればやるほど頭と体が鍛えられ、技が身につく仕事のこと。 

ナリワイをつくる:人生を盗まれない働き方

ナリワイをつくる:人生を盗まれない働き方

 

森博嗣『自由をつくる、自在に生きる』

ミステリー『すべてがFになる』の作者森博嗣による新書判エッセイは、本書のほか『人間はいろいろな問題についてどう考えていけば良いのか』『科学的とはどういう意味か』など、いずれもレベルが高く面白い。 

自由をつくる自在に生きる (集英社新書 520C)

自由をつくる自在に生きる (集英社新書 520C)

 

小暮太一『僕たちはいつまでこんな働き方を続けるのか?』

この本を読めば、いまと同じ会社、同じ仕事であっても、「しんどい働き方」から「幸せな働き方」に変えていくことができるようになるかもしれません。 

僕たちはいつまでこんな働き方を続けるのか? (星海社新書)

僕たちはいつまでこんな働き方を続けるのか? (星海社新書)

 

西村佳哲『自分をの仕事をつくる』

さまざまな「いい仕事」の現場を訪ねた貴重な記録。働き方が多様になってきた時代、迷ったら立ち戻りたい働き方のバイブル。(裏表紙より引用) 

自分の仕事をつくる (ちくま文庫)

自分の仕事をつくる (ちくま文庫)

 

駒崎弘樹『働き方革命』〜あなたが今日から日本を変える方法〜

食いぶちを稼ぐことも、家族と生きることも、自分のために学ぶことも、全部ひっくるめて「働く」ということだと考えてみてはどうかという提言の本です。 

働き方革命―あなたが今日から日本を変える方法 (ちくま新書)

働き方革命―あなたが今日から日本を変える方法 (ちくま新書)

 

藤原和博『「ビミョーな未来」をどう生きるか』

リクルート出身で東京都初の民間人校長である著者が「万人にとっての正解がない時代、勉強は、仕事は、何のためにするのだろう?」というテーマで語った、中高生向けの本。 

「ビミョーな未来」をどう生きるか (ちくまプリマー新書)

「ビミョーな未来」をどう生きるか (ちくまプリマー新書)

 

小杉俊哉、神山典士『組織に頼らず生きる』〜人生を切り拓く7つのキーワード〜

佐渡裕(指揮者)、中田英寿(サッカー)、松本大マネックス証券)ほか、組織に属していながら組織に頼らず自分の力で人生を切り拓いてきた7人(グループ)の実例を知ることで、何かヒントがつかめるかも。 

組織に頼らず生きる―人生を切り拓く7つのキーワード (平凡社新書)

組織に頼らず生きる―人生を切り拓く7つのキーワード (平凡社新書)

 

ロバート・キヨサキ『金持ち父さん、貧乏父さん』

言わずと知れた超ベストセラー。 

金持ち父さん貧乏父さん

金持ち父さん貧乏父さん

 

喜多川泰『手紙屋』〜僕の就職活動を変えた十通の手紙〜

往復書簡形式の小説で「働くこと」について考えさせられます。「内定を取る」ことが目的化しないためにも、就職活動中の大学生には大いに役立つでしょう。 

手紙屋~僕の就職活動を変えた十通の手紙~

手紙屋~僕の就職活動を変えた十通の手紙~

 

おまけ

上記の本をAmazonで見ていると、働き方に関するオススメ本がいろいろ出てきて、いくつか読んでみたくなりました。 

ワーク・シフト ― 孤独と貧困から自由になる働き方の未来図〈2025〉

ワーク・シフト ― 孤独と貧困から自由になる働き方の未来図〈2025〉

働き方―「なぜ働くのか」「いかに働くのか」

働き方―「なぜ働くのか」「いかに働くのか」

ゼロ―――なにもない自分に小さなイチを足していく

ゼロ―――なにもない自分に小さなイチを足していく

 

ではまた…