50日ぶりに本を買いました。
4月以降、Amazonでもリアル書店でも本を買うのを控えていました。積ん読本が増えすぎていたのと、今年は本を増やすよりは再読を重視することにしたためです。
本を買うのをしばらく我慢してみることにした。 - igawa's Blog
本を買わずに50日間経過したところですが、本日、会社帰りに3冊買ってしまいました。積ん読本も10冊解消しましたし、いつかは途切れる運命ですから、50日を一つの区切りに解禁することにします。
今まで、買いたい本があれば「欲しいと思ったときが買い時で、そのタイミングに買わないと入手できなくなるかもしれない。」と自分で勝手な理屈をつけて月に1万円ぐらい購入していました。
しかし、今回禁欲を経験した結果、「この本はもしかしたら一時的な自己満足だけで将来的には不要なのではないか」という客観的な視点から、少し冷静に購入要否を考える習慣ができたような気がします。
あまり制約を加えたくはありませんが、浪費を防ぐ一つの方法として有効だと思いますので、今後もときどき、禁欲キャンペーンを実施するつもりです。
ところで、本日買ったのは、自己啓発、ネット、数学の分野から各1冊ずつ。それぞれ、購入するきっかけとなったブログ記事も併せてご紹介しておきます。
日常の小さなイライラから解放される「箱」の法則
日常の小さなイライラから解放される「箱」の法則―感情に振りまわされない人生を選択する
- 作者: アービンジャー・インスティチュート
- 出版社/メーカー: きずな出版
- 発売日: 2014/05/21
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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今まで読んだ本の中で、日常生活でのものの考え方に大きな影響を受けた「自分の小さな『箱』から脱出する方法」の最新版です。
日常の小さなイライラから解放される「箱」の法則(わかったブログ)
3年前の2011年に、自分の小さな「箱」から脱出する方法という本に出会いました。本書は私の生き方を変えるくらいインパクトのある本で、2011年のベスト本に選びました。
ネット釣り師が人々をとりこにする手口はこんなに凄い
2ch、発言小町、はてな、ヤフトピ ネット釣り師が人々をとりこにする手口はこんなに凄い (アスキー新書)
- 作者: Hagex
- 出版社/メーカー: KADOKAWA/アスキー・メディアワークス
- 発売日: 2014/04/10
- メディア: 新書
- この商品を含むブログ (8件) を見る
最近ネット上に流れている情報は、「何やら怪しいと感じていたらやっぱりそうだった」と思うことが多いので、その手口を知ることは役に立ちそうです。
ネット釣り師が人々をとりこにする手口はこんなに凄い(活かす読書)
ネット釣り師とは、創作文や嘘の内容をネット上に投稿する、読者を騙すことを目的とした人のこと。釣り師たちは、金銭的な見返りがないにもかかわらず、時間をかけてエピソードを創作し、文章を投稿します。釣り師の投稿が増えると、そのサービスは盛り上がり、サイトのアクセスも急増するようです。
数学の教科書が言ったこと、言わなかったこと
数学の教科書が言ったこと、言わなかったこと (BERET SCIENCE)
- 作者: 南みや子
- 出版社/メーカー: ベレ出版
- 発売日: 2014/04/23
- メディア: 単行本
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学生時代の専門分野でもありますし、中学・高校時代に苦労したわけではありませんが、多くの人が難しいと感じる部分を知ることは何かの役に立つでしょう。
数学の教科書が言ったこと、言わなかったこと(とね日記)
ご自身の学生時代にご苦労されたこと、そして長年の定時制高校での数学教育から得られた事例や反省点、中学、高校の数学の教科書に対するお考えがたくさん込められている本なのだ。僕が想像するに、文部科学省や教育委員会とのしがらみから解放され、自由に意見を言える立場になられたからこそ、忌憚なく「本音」を語った本書が生まれたのだと思う。
おわりに
強制的に買わない期間を設ける試みは初めてだったのですが、やってみてよかったと思います。今までになかった思考回路が回り始めた感じです。