igawa's Blog

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大鵬と白鵬、物言いに対するコメント、そして二つの選択肢


昨日(1/27)の新聞に、往年の大横綱 大鵬を讃え、その大鵬の記録を破った白鵬を批判するコラムがありました。

 

昭和44年の大阪場所、45連勝中の一番で物言いがつき、行司差し違えで敗れたとき、大鵬はこうコメントしたそうです。
「負けは仕方ない。横綱が物言いのつく相撲を取ってはいけない」

 

今場所(平成27年初場所)、全勝で13日目を迎えた一番で物言いがつき、取り直しで勝ったとき、白鵬はこうコメントしています。
「なぜ、取り直しなのか。子供が見ても(自分が勝ったと)分かる。審判部はもう少し緊張感を持ってほしい」

 

物言いがついたときの二人のコメントを比較して、「記録の上では山頂を極めた人も、精神はまだ遥か下、山麓をさまよう途中らしい」と、白鵬に対して厳しく自重を求めています。

 

このコラムを読んで、昨日書いたばかりのエントリーと原則は同じだなと思いました。 

行動するときには常に二つの選択肢があります。周りにいい影響を与える選択と周りをイヤな気分にさせる選択。どちらがいいかと言われると明らかですが、欲、意地、プライドなどが意外と邪魔をします。。。

 

ではまた…

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