公民館講座「収納の工夫術」を聴きました。
近くの公民館で開催された市民講座を聴いてきました。PTAから協力依頼があり、妻が不在だったこともあって参加したものです。
「収納の工夫術 まず捨てることから始めよう!」というテーマで、講師は パナソニックの消費生活アドバイザーの方でした。参加者は25人で、男性は自分の他に一人だけ。
動員もあるとはいえ、過去のアンケートで要望の多かったテーマだっただけに、準備されていた席はほぼ満席で、予想以上に参加者が多かったと思います。人権とか道徳的なテーマなら わざわざ聴きたいとは思いませんが、今回は積極的に参加した主婦の方も多数おられたようでした。
講座の内容(90分)は、こんな感じです。
- 捨てることから始まる
- あなたは何派?(性格チェック)
- 収納の前にまずは整理から
- 収納のポイント
- プロからのアドバイス
私は、断捨離に関する本を何冊か読んでますし、『捨てる哲学』という精神論の本も読んだことがあるので、「捨てる」ことに関して新しい発見はありませんでした。ただ「収納の工夫」等に関するアドバイスの中には、なるほどと思えるアイデアがありましたので、参加記念にメモしておきます。
洋服を捨てる考え方
大多数の女性が最も収納に困っているのが洋服です。
昔からモノを大切にすることが美徳な社会であり、「いつかは使える」、「もったいない」、「捨てたら損をする」という思いがあり、わかっちゃいるけど捨てられないというパターンに陥りがちです。
数年着ていないタンスの中の洋服は、「その服を将来着ていることをイメージできるか?」がポイントで、イメージできなければ捨てましょうということでした。確かに、2年間使わなければ今後も着ることはないでしょう。
鍋とフライパン
キッチンで、鍋とフライパンを同じ場所に置いている場合が多いと思いますが、効率的に炊事を行うには収納場所は違う方がいいそうです。なぜかというと、鍋を使うときはまず水をいれますので水道の近く、フライパンを使うときはまず熱して油を入れますのでコンロの近く、がいいということでした。
まあそんなに違わないような気もしますが、理屈ではその通りかもしれません。
冷蔵庫の使い方
冷蔵室は、出し入れがしやすく冷気がこもらないように、穴の空いたカゴを使うといいそうです。
また、冷凍室は、逆にギッシリ詰め込んだ方が互いに冷やすので効果的だと知りませんでした。
芯の活用方法
トイレットペーパーの芯は、掃除機の先っぽにセットすれば、芯が柔らかく自由に変形できるので、細いすき間の中のゴミを吸い込むときに便利です。
また、サランラップの芯は、硬いことを利用して、ブーツが倒れないようにする道具として活用できるそうです。
以上、しかたなく参加した講座でしたが、退屈しないような内容でしたので、それなりに勉強になりました。