「夏休みの自由研究」とはそもそも何なのか?
台風の影響で小中学校の終業式が一日前倒しになった福岡市では、早くも今日(7/17)から夏休みです。
夏休みといえば、毎年頭を悩ませるのが「自由研究」。学校では、自由研究とは何か、どうやって取り組むのか、など基本的なことを教えてくれないのにやらされる理不尽な宿題です。子供の問題ですから、親が悩む必要はまったくないとはいえ、現実問題としてはサポートしてやらざるをえません。
この件に関して、一年前にこんなエントリーを書いています。
東大の中原先生の最近のブログで、私も常々思っていたことが書かれていたので、嬉しくなってしまいました。
中原先生も、このように書かれています。
そもそも、自由研究を子どもに求めるのなら、「自由研究が何か?」をきちんと説明してほしいのです。そうしないと、間違ったものを「研究」と呼んでしまうから。「お勉強」と「研究・探究」を決して同じものと考えないで欲しいのです。きっと、苦労するから。
中原先生の定義によると、「自由研究」とは、
- 自分が知りたいこと
- 他の誰も、今までやっていないこと
- 身近でできること
をすべて満たす「知的な活動」です。
なるほど、子供に自由研究をさせる上での参考になりました。
ではまた…
(関連エントリー)
中学生の理科自由研究 完全版―レポートの実例&発展研究つき (学研の自由研究シリーズ)
- 作者: 学研教育出版
- 出版社/メーカー: 学研教育出版
- 発売日: 2012/06
- メディア: 大型本
- クリック: 1回
- この商品を含むブログを見る