夏休みの自由研究は不毛な宿題だと思う。
小中学校で夏休みに出される理科の自由研究って、不毛な宿題だと思いませんか。
「工作」ならいいんですが、「研究」となると子供が自発的に「これやろう」というテーマを思いつくわけもないので、親が手伝うしかありません。
ほとんどの先生は、テーマの選び方、研究の進め方、レポートの書き方など、何一つとして事前に教えることがありません。子供たちにはそういった基本知識がないわけですから、大なり小なり親がサポートすることが暗黙の了解となっているような気がします。
結局、しかたなく本やネットでテーマを探してやることになり、また研究結果もつまらない当たり前の事実となることが多いので、親子とも「やらされ感」と「虚しさ」が残るだけです。
もちろん、クラスに1人ぐらいは素晴らしい研究ができる優秀な生徒・児童はいるでしょう。
しかし、大多数の子供にとっては教育効果がほとんどないような気がします。うちの子供には「しなくていいよ!」と言いたいけど、夏休みの必須の宿題ということで、そういうわけにもいきません。
子供たちが団結して、自由研究ボイコット運動をしてくれたら、と毎年思います。
【2014.8.30追記】
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