ノッポさんはしゃべったことがある。
「ノッポさん」といえば、あのNHK教育テレビの番組「できるかな」で何もしゃべらないキャラクターとして有名ですので、一定の年令以上の方であれば、知らない方はいないでしょう。
そのノッポさんへのインタビュー記事が新聞(読売新聞7月2日)に掲載されていました。記事のタイトルは「本は人を助ける」。子どもの頃から本が好きだったようです。
だんだんと読書をしない人が増えて、残念に思っています。本には人間の知恵が詰まっています。例えば、中国の孔子は、2500年ほど前の人ですが、孔子の考えを現代の私たちは本によって知ることができます。(中略)
みなさんに、言いたいことがあります。本は私たちの知らないことを教えてくれます。本を読まずに賢くなった人はいません。みなさんもぜひ、本を手にとって読んでみてください。
小学生のとき夏目漱石の「坊ちゃん」で本に夢中になり、自分をダメ人間と思っていた売れない役者時代には 読んだジョイスの「ダブリン市民」で救われた気持ちになり、今では好きな宮沢賢治の作品で一人芝居を上演しているそうです。
さらに、Wikipediaで調べてみました。
もう80歳なんてことに驚きましたが、番組の最終回でしゃべったらしいことが記載されていましたので、YouTubeで調べてみましたら見つかりました。
「できるかな」のノッポさんは喋ったことがある。トリビアの泉 - YouTube
「できるかな」の放送終了後は、絵本作家としても活動されているらしいので、Amazonでも調べたらありましたので、ひとつ紹介します。
ノッポさんのえほん〈1〉はしれこうま (ノッポさんのえほん (1))
- 作者: 高見ノッポ,米山永一
- 出版社/メーカー: 世界文化社
- 発売日: 2000/11/01
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