新幹線の開業は、なぜ3月の第2土曜日なのか?
今日(2015.3.14)は、北陸新幹線の開業日でした。
九州新幹線の全線開業は4年前の3月12日(土)で、同じく3月の第2土曜日です。
なぜ3月の第2土曜日なのでしょうか?
JRのダイヤ改正も同時に行われますので、この問いは、実は「ダイヤ改正は、なぜ3月の第2土曜日なのか?」ということとほぼ同値です。
ちょっとググってみましたが、絶対的な答えにはたどり着けませんでした。
しかし、いろんな情報を総合すると、次のような理由になりそうです。
逆に言うと、このような条件を満たせばいつでもいいと言えますので、実際3月の第2土曜日と決まっているわけではなく、第3土曜日だったり日曜日だったりする場合もあります。
- 通勤・通学への影響を避けるために、年度末の3月がいい
- 3月上旬はまだ寒くダイヤが乱れやすいので、中旬ぐらいが妥当
- 3月下旬は春休みの行楽シーズンに入るので、やはり中旬ぐらいが妥当
- ダイヤ改正というビッグイベントを済ませた後なら、JRも人事異動が可能
- 月初・月末・週初めは、トラブル時の混乱が大きい
- 土曜日は、平日より通勤客が少なく、日曜日より行楽客が少ない
- イベント列車を走らせるためにも、ダイヤ改正は休日がいい
各地に新幹線網が広がっていって喜ばしいことですが、当初「ひかり」と「こだま」だけだった名称が増えすぎて覚えきれません。
今回の北陸新幹線では、速い方が「かがやき」、遅い(各駅)方が「はくたか」だそうです。
ではまた…
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