igawa's Blog

おもに読書と本に関するブログですが、Mac/iPhone、数学、音楽の話題など例外の方が多いかもしれません。

教育・啓発

日本で一番売れた本『窓ぎわのトットちゃん』

8月15日の「世界一受けたい授業」を観ました。 先生として黒柳徹子さんが登壇されたのですが、あのベストセラー『窓ぎわのトットちゃん』は日本で一番売れた本だとは知りませんでした。 『窓ぎわのトットちゃん』は、黒柳さんが通学していたトモエ学園を舞台…

子どもたちへの一番大切な贈りもの『センス・オブ・ワンダー』

生物学者の福岡伸一が著書『福岡ハカセの本棚』の中で薦めていた『センス・オブ・ワンダー』(レイチェル・カーソン著)を読みました。 「センス・オブ・ワンダー」とは、著者が世界中の子どもに授けたいと思っている、生涯消えることのない「神秘さや不思議…

「夏休みの自由研究」とはそもそも何なのか?

台風の影響で小中学校の終業式が一日前倒しになった福岡市では、早くも今日(7/17)から夏休みです。 夏休みといえば、毎年頭を悩ませるのが「自由研究」。学校では、自由研究とは何か、どうやって取り組むのか、など基本的なことを教えてくれないのにやらさ…

死ぬときに後悔すること10

最近いろいろ忙しいので、その場しのぎ的に今回は、「日経おとなのOFF」に掲載されていた記事「知っておきたい 死ぬときに後悔すること10」の10項目を紹介します。 進行がん患者などの心身の苦痛を取り除く緩和医療専門医として1000人以上の最後を見届けてき…

できるだけ答案にバツをつけたい?学校の先生

子供の期末テストの答案用紙(中3数学)を見て、ちょっとだけ驚きました。 「円の半径をrとすると円周は( )、円の面積は( )と表すことができる。」という問題です。もちろん正解は「2πr」と「πr2」(←2乗)。 娘は、「2rπ」と「r2π」(←2乗)と答えてい…

日経おとなのOFF 2015年8月号『人生に効く「哲学」』

コンビニで見かけた雑誌「日経おとなのOFF」の特集が『人生に効く「哲学」〜あと30年を生き抜く思考と実践〜』でしたので、この歳になっても悩める私は思わず買ってしまいました。 記事の構成としては、「古今東西25人の哲学者に生き方相談」という思考篇と…

自分の時間をつくる

仕事をしている大人であれば、平日の大半は仕事に費やされているでしょうから、1日を分けるとすると大きくは「仕事の時間」と「それ以外のプライベートな時間」になると思います。 最近思うのは、プライベートな時間のうちほんの少しでも「自分ひとりの時間…

ちょっとひらがなに直すだけで、文章はこんなにプロっぽくなる

先日「The Huffington Post」というサイトで、標記タイトルの記事を読みました。私もだいたい同じ考えで文章を書いていますので、安心しました。 ちょっとひらがなに直すだけで、文章はこんなにプロっぽくなる 多くの人は、普通に読める言葉(漢字)をひらが…

感動する話は、話の持っていき方がすべて

先日参観した中学校の社会人授業で、見事にやられました。 途中まで、一生懸命努力を続けていけば運も味方するし夢は必ず実現するよ、というよくある話だなと思って聞いていました。 ところが、話のクライマックスで出された1枚の写真を見た瞬間、ハンカチ…

自分の教科書を10冊見つける

自分の「座右の書」をお持ちでしょうか? 私の場合は、本棚の特定の段に置いている数十冊が一応それに当たります。ただしその中には、読んでよかった!ためになった!という読んだ直後の勢いで座右の書コーナーに置いてしまったものもあり、結構いいかげんで…

中学校の期末試験(2015年6月)で出題されるスポーツ時事問題を予想してみました。

昨年度末(2015年2月)に続く、二回目のスポーツ時事の予想問題です。 前回は 10問予想したのですが、今回はあまりネタがありません。なんとか8問考えてみました。感覚的に出題確率の高そうな問題の順に並べています。 【問題】 2020年の東京オリンピックに…

日本人の知性をゆがめた学校の読み方教育

読み方には 二種類あります。 一つは、例えば前日にテレビで見た野球の試合記事のように、書いてある内容について読む側があらかじめ知識をもっているときの読み方。これをアルファー読みと呼ぶことにします。 もう一つは、内容・意味がわからない文章の読み…

運動会をなぜ春に開催するのか

5月24日(日)は小学校、5月31日(日)は中学校の運動会でした。運動会といえば秋というイメージですが、いまは春に行われる学校もかなり多いようです。 その理由をちょっと調べてみますと、だいたい3つの理由が見つかりました。 練習する9月の残暑が厳しい…

『まんがで学習 日本の歴史』が意外と面白かった。

小学生向けの、まんがで描かれた日本史の本(全5巻)がリビングにあったので、旧石器時代から飛鳥時代までの第1巻を読んでみました。 第1巻第7章(大化の改新から壬申の乱へ)で、知っていたのは、 645年、大化の改新、中大兄皇子、中臣鎌足 672年、壬申の乱…

国語と数学は、言葉と論理という意味で大事

仕事でも日常生活でも、コミュニケーションに必要な道具というか最低限の基礎力は、「言葉」と「論理」ではないかと最近気づきました。 思っていることを上手く言語化するには「日本語」が正しく使えないといけませんし、相手に理解してもらうには納得出来る…

自分の限界を知っておくと、後で役に立つかも。

免許を取って30年ぐらいになりますが、これまで福岡から中国地方方面へは山口県までしか運転したことがありませんでした。 今回、妻に一部区間を運転してもらいつつ、岡山まで片道500Kmを運転してきました。ちなみに、旅行・ドライブではなく、急用だったた…

子ども読書の日

明日4月23日は、平成13年に制定された「子どもの読書活動の推進に関する法律」で定められた「子ども読書の日」だそうです。2000年の「子ども読書年」を契機として子どもの読書活動の推進をするために、作られた法律です。 子どもの読書活動の推進のために法…

マップラバーから、マップへイターへ。

生物学者 福岡伸一著『福岡ハカセの本棚』を取り上げたエントリーで、福岡ハカセお薦め本の中から気になる20冊を紹介しました。実は、この本の「はじめに」に書かれていたことの中に、わたしにとって重大な発見がありました。 福岡ハカセの本棚 (メディアフ…

ロジカルシンキングを使いこなすには?

「ロジカルシンキングを使いこなせない私」というIT Proの記事(2015.3.23)を読みました。 ロジカルシンキングを使いこなせない私 記事の執筆氏が、以前バーバラ・ミント著『考える技術・書く技術』を読んで勉強したが、いまだにロジカルシンキングを使いこ…

森博嗣『孤独の価値』

昨秋テレビドラマ化されたミステリー『すべてがFになる』の作者森博嗣によるエッセイ『孤独の価値』(幻冬舎新書)を読みました。 著者のエッセイを読むのは4冊目ですが、いずれも「ちゃんと考える」ことの大切さが分かり、なかなか勉強になります。 孤独の…

マンガで分かる心療内科(アドラー心理学編)が面白い。

昨年のベストセラー「嫌われる勇気」で有名になった「アドラー心理学」が気になっている方に一押しのマンガ本です。 マンガで分かる心療内科 アドラー心理学編 (ヤングキング・コミックス) 作者: ゆうきゆう・原作,ソウ・作画 出版社/メーカー: 少年画報社 …

中学校の学年末試験(2015年2月)で出題されるスポーツ時事問題を予想してみました。

二女が通う中学校では、保健・体育の期末テストでスポーツに関する時事問題が出題されます。 毎回「どんな問題が出そうか考えてほしい」と言われるので予想問題を作るのですが、実際に出題される5問程度のうち2問的中すればいい方です。 必ず出る「えー、そ…

ガイ・P・ハリソン『Think 疑え!』

霊能者は本当に存在するのか? ホメオパシーなどの代替医療に効果はあるのか? アポロ宇宙船の月面着陸は捏造だという説を信じるか? 世の中にたくさんいる詐欺師や、誠実だけどトンデモない勘違いをしている人たちに翻弄されて、金銭詐欺にあったり、助かる…

ジャンポルスキー『ゆるすということ』が2冊

食卓の上に、妻が購入したと思われる『ゆるすということ』という本が置いてあるのを発見しました。 ずいぶん前に読んだ記憶があったので 本棚を探してみたら、やはり同じものを所有していました。 私が持っていたのが2006年11月第5刷(左)、妻が買ったのが2…

大鵬と白鵬、物言いに対するコメント、そして二つの選択肢

昨日(1/27)の新聞に、往年の大横綱 大鵬を讃え、その大鵬の記録を破った白鵬を批判するコラムがありました。 昭和44年の大阪場所、45連勝中の一番で物言いがつき、行司差し違えで敗れたとき、大鵬はこうコメントしたそうです。「負けは仕方ない。横綱が物…

急いでいても相手を思いやる心の余裕が素晴らしい

昨日の朝、地下街の公共トイレに入ったとき、こんな光景に出くわしました。 4つある男性用個室のうち3つが使用中で、残りの1室に清掃会社の年配の女性が掃除に入ろうとしたときのことです。 サラリーマン風の男性が、割り込んで先に入ろうとしたら、「もーま…

昭和の米騒動

1985年1月、今から30年前に「米騒動」が起こりました。この騒動によって、人生を狂わされた方も大勢いらっしゃると思います。 それはちょうど30年前、共通一次試験(現在の大学入試センター試験)の数学での事件です。 マークシート方式では、例えば、解答欄…

「英語」の特集で2015年をスタートするビジネス雑誌がなぜか多い。

地下街の小さな本屋さんで雑誌コーナーに昨日立ち寄ったら、デカい「英語」の文字が入った表紙が目に飛び込んできました。 週刊東洋経済(1/10号)と日経ビジネスアソシエ(2月号)です。よくよく見ると、すぐ近くにPHP研究所の「The 21」も英語の特集でした…

大人になるというのはどういうことなのか

Twitterを使った紅白歌合戦のリアルタイム採点でも有名な、芦田先生(@jai_an)のブログ記事を読みました。 BLOG「芦田の毎日」: 成人式を迎えるあなたへ ― 大人になるというのはどういうことなのか 芦田先生は、発達心理学の観点から、〝イノセント〟という…

「そして禁止令」と「たのしかった禁止令」

昨年の夏休みに、東大の中原先生がお子さんの作文指導について書かれたブログ記事を紹介しました。 子どもの読書感想文(作文)を上達させる最初の一歩 - igawa's Blogその中原先生が昨日、文章づくりの指導に関する記事を書かれていましたので紹介しておき…

冬休みの自由研究はちょっとつらい。

会社の新年会を終えて遅い時間に自宅に帰ったら、中学生の子供が社会の宿題で悲鳴をあげていました。 どんな宿題かというと、地理の「身近な地域の調査」。自分でテーマを決めて、仮説を立てて、調査して、レポートを書くというやつで、これはまさに「自由研…

岩下宣子監修『それ マナー違反ですよ!』〜誰も教えてくれない、本当に恥ずかしい一挙一動〜

何かの書評を見て気になっていたマナー本です。この歳になって読むのも恥ずかしいのですが、その書評を見て意外と知らないことが多かったので、あらためて勉強しました。 それマナー違反ですよ! ~誰も教えてくれない、本当に恥ずかしい一挙一動 作者: 岩下宣…

中島敦『山月記』と安部公房『公然の秘密』

高校の教科書に載っている二つの短編、中島敦『山月記』と安部公房『公然の秘密』を読みました。 「人間の探求」という単元で教材として採り上げられている小説です。単元の目標としては、次のように書かれています。 小説を読むことをとおして、自分とは何…

教育者に聞いた世界に誇れる日本の名作ベスト10

新聞のテレビ欄で、10月11日(土)放送の「世界一受けたい授業」のテーマが「日本全国!! 学校の先生達に聞いた世界に誇る日本の名作ベスト50!!」であることを発見したので、どんなものか観てみました。 番組の途中から観たので、ベスト10しか確認していませ…

本屋の児童書コーナーでの親子の会話が面白かった件

読書感想文のエントリーを書いていたとき、とある本屋での親子の会話が面白かったことを思い出したので、今日は軽くその話題を。 小学校3年生ぐらいの女の子とその母親の会話です。 親子の攻防 子「これがいい」親「怖そうな本はダメよ!」子「じゃあ、こっ…

子どもの読書感想文(作文)を上達させる最初の一歩

東大の中原先生のブログで、読書感想文のエントリーを読みました。 NAKAHARA-LAB.NET 東京大学 中原淳研究室 - 大人の学びを科学する: 悩める親のための読書感想文にわか指導法:長い文章を書くとはどういうことか!? 愚息の恥をさらすようで何なのですが、や…

夏休みの自由研究は不毛な宿題だと思う。

小中学校で夏休みに出される理科の自由研究って、不毛な宿題だと思いませんか。 「工作」ならいいんですが、「研究」となると子供が自発的に「これやろう」というテーマを思いつくわけもないので、親が手伝うしかありません。 ほとんどの先生は、テーマの選…

阿川佐和子『叱られる力』(文春新書)

地下街の小さな書店でふと手にとってみた阿川佐和子の『叱られる力』。この年齢になっても会社ではよく叱られるので買ってしまいました。 叱られる力 聞く力 2 (文春新書) 作者: 阿川佐和子 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日: 2014/06/20 メディア: 新書 こ…

佐々木正美『育てたように子は育つ』

うちのトイレで見つけた本です。最近この本が増えていることに気がつきました。 著者である精神科医の佐々木正美先生は、相田みつをさんの書画のことばを「心のくすり」として、児童心理学の立場から治療に活用されています。 本書は、相田みつをさんが残さ…

小倉広『アルフレッド・アドラー 人生に革命が起きる100の言葉』

ベストセラー『嫌われる勇気』の隣に平積みされている『アルフレッド・アドラー 人生に革命が起きる100の言葉』を読みました。 アルフレッド・アドラー 人生に革命が起きる100の言葉 作者: 小倉広 出版社/メーカー: ダイヤモンド社 発売日: 2014/02/28 メデ…

渡辺 和子「置かれた場所で咲きなさい」

うちのトイレに「置かれた場所で咲きなさい」という本が置いてありました。 置かれた場所で咲きなさい 作者: 渡辺和子 出版社/メーカー: 幻冬舎 発売日: 2012/04/25 メディア: 単行本 購入: 40人 クリック: 1,131回 この商品を含むブログ (51件) を見る この…

日常の小さなイライラから解放される「箱」の法則

以前読んだアービンジャー・インスティテュートの「自分の小さな『箱』から脱出する方法」は自分にとってあまりにも衝撃的でした。私が人間関係に関わる本を読んだなかでは、間違いなくベスト3に入ります。 その「箱」理論に関する新刊が出たと聞いて、さっ…

スティーブン・コヴィー「7つの習慣ファミリー」

あの自己啓発書の定番「7つの習慣」の家族編である「7つの習慣ファミリー」を再読しました。 7つの習慣ファミリー 作者: スティーブン・R.コヴィー,Stephen R. Covey,フランクリンコヴィージャパン 出版社/メーカー: キングベアー出版 発売日: 2005/03 メデ…

曽野綾子「人間にとって成熟とは何か」

本の帯に「45万部突破」とあったベストセラーを読んでみました。 人間にとって成熟とは何か (幻冬舎新書) 作者: 曽野綾子 出版社/メーカー: 幻冬舎 発売日: 2013/07/28 メディア: 新書 この商品を含むブログ (11件) を見る 曽野綾子さんは、新潟県中越地震の…

不登校と引きこもり

今日、知人から聞いた話です。 福岡県の公立高校のクラス数は、26年度は前年から約30クラスも減るそうです。 私立だとほぼ現状維持だそうですが、通信制高校だと何と生徒数がかなり増える状況のようです。 理由の一つは、もちろん少子化が進んでいることです…

前田憲一「続・勇気づけの子育て入門」

本書は、「不登校」をテーマにした、アドラー心理学がベースの子育て本です。 先日(2014.2.11)のエントリーに書いた「勇気づけの子育て入門」の続編になります(なぜか著者は違います)。 「勇気づけの子育て入門」吉村みちこ - igawa's Blog 本編では(マ…

「勇気づけの子育て入門」吉村みちこ

「嫌われる勇気」(岸見 一郎、古賀 史健)を読んで、アドラー心理学のスゴさに気がついたことから、アドラー関係の本を少しずつ読んでいます。その重要な概念である「勇気づけ」は、まさに子育てそのものです。 アドラー心理学に基づいた、子育てに関すると…

痛みなくして前進なし、前進なくして笑顔なし

2月6日(木)放送分のアメトーークを録画で観ました。 テーマは「柔道部芸人」ということで、出演していたのは、ロンドンブーツ亮、サバンナ高橋、武藤啓司(プロレス)など、中学や高校時代に柔道やってた芸人たち。(3人以外はよく知りません) 柔道部あ…

1/2成人式は不毛な行事(かも)

今日、長男(小4)の小学校では1/2成人式でした。 妻が出席しましたが、私は出席していないので、このエントリーは想像で書いております。 1/2成人式とは 10歳になる学年である4年生が、これまで育ててもらった両親への感謝の言葉や、将来の夢みたいな決意…

人生は暇つぶしのゲームだ!

ブログのサブタイトルを変更しました。 (旧)日々の記録と気づきなど (新)人生は暇つぶしのゲームだ! 「日々の記録と気づきなど」なんていう意味のないサブタイトルは早く変更しようと思っていました。 「人生は暇つぶしのゲームだ!」というサブタイト…