igawa's Blog

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炭水化物をやめると長生き!?

ビートたけしのTVタックル」で、健康と温暖化に関する極論バトルを観ました。

健康に関する極論

夏井睦さんという医師による主張

  • 炭水化物は肥満になる原因になるだけで、全く摂取する必要がない
  • 血糖値が上がるだけで、身体に入っても何もいいことがない
  • 主食である、ごはん、パン、めん類、イモ類は避ける
  • 食事は、タンパク質と脂質だけでいい

夏井さんは、「炭水化物が人類を滅ぼす 〜糖質制限からみた生命の科学〜」(光文社新書)の著者です。

温暖化に関する極論

丸山茂徳さんという東工大教授による主張

  • 地球温暖化の原因は、CO2の増加ではなく雲の減少である
  • 気温の上昇下降は人為的なものではなく自然的な現象で起こる
  • むしろ地球は寒冷化に向かっている
  • 温暖化防止に関する無駄な政府投資は止めるべき

反対意見の方は、石原伸晃環境大臣森田正光さん(気象予報士)でした。

感想

私個人的な意見としては、どちらかというと両方とも極論の立場に近いです。

今回は、中立的な立場から、反対意見の方の主張も聞いてみましたが、反対意見の方の意見は、説得力が弱かったような気がします。

例えば、「食事はタンパク質と脂質だけではバランスが悪い」とか「CO2排出を減らすエコ活動は意味がある」とか反論とは言えないような発言が目立ちました。

もちろん、番組の中で結論が出た訳ではありません。

どちらの議論も、めちゃくちゃ中途半端だったので、視聴者はモヤモヤしたままだったでしょう。ぜひバトルの続きを放送してもらいたい。