「塩は高血圧の原因」はウソ？

何度かブログでも書きましたが、私はかなりの高血圧です。

もともと高血圧に対しては、身長に高い人、低い人があるように、ばらつきはあって当然だと思っていますので、治療しておりませんでした。ただ、確かに普通の人よりは高めですので、食事・運動・睡眠などについて、特殊なことはしないまでも、多少は配慮していたつもりです。

ところが、先月の健康診断で、血圧の上が175、下が125だったので、胃透視（バリウム飲んでグルグル回される検査）にドクターストップがかかりました。健診部長さんが直接私のところまで来て「今日は危険なので、降圧治療を行ってから、後日胃の検査に来てください。」と言われてしまったのです。

ということで現在、それまで降圧剤は飲んでなかったのですが、検査できない項目があるのもまずいので、ようやく薬を飲むようにしました。

さて今日は、減塩の話題です。こんな記事を見かけました。

過度な減塩は危険＆体に害！「塩は高血圧の原因」はウソ？精製塩はダメ、良い塩とは？ | ビジネスジャーナル

減塩すること自体は、ある意味では間違いではないのですが、正しいとも言い切れません。というのは、基本的に塩は私たちが健康に生きていくためになくてはならないものだからです。過度な減塩は決して健康に良くはありません。要は、摂る塩の質が問題なのです。そして良質な塩を適度に摂ることで、健康な状態が創られ維持されるのです。

要は、過剰に摂取しなければ塩は悪者ではなく、使う場合は精製塩ではなくミネラル分を含んだものがいい、ということです。

特に減塩していたわけではない（塩分は関係ないと思っていた）ので、私にとってはどうでもいい記事ですが、これが正しいとすれば、無理に頑張っている方には朗報でしょう。

上記記事の中で言及されてますが、厚生労働省では「日本人の食事摂取基準（2015年版）」で、食塩の食事摂取基準（1日）をそれまでの「男性9g未満、女性7.5g未満」を「男性8g未満、女性7g未満」に下方修正したのだそうです。これを全国民に守らせようとしているのなら、完璧に無理な数字ですので、無視していいと思います。

ではまた…