igawa's Blog

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台風の進路予想は常に被害大きめのコース

台風11号が接近しています。
週末には、西日本直撃の恐れがあると報道されています。(下図は無関係です)

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ところで、台風の進路予想ですが、さまざまな可能性があるなか、多くの場合、日本に被害をもたらす可能性の高いルートが発表されています。(たぶん)

もちろん、現在の位置、大きさ、スピード等を踏まえ、さまざまな数値シミュレーション計算の結果を踏まえた発表であるとは思います。
しかし、その計算の結果出てきた最も進む可能性の高いルートが報道されているとは思えません。

おそらく、計算結果から大きく逸脱しない範囲で、もっとも被害の大きく出そうなルートを発表しているのだと思います。(たぶん)

なぜなら、日本からそれる予想をしていて、直撃だった場合のクレームや損害賠償請求(賠償しないでしょうけど)への対応が大変だからです。

 

ですので、多くの場合、世間話では、

ビフォー「台風が近づいてますねえ。九州直撃らしいですよ。」
アフター「進路がそれてよかったですねえ。」

という会話があちこちで交わされていることと思います。

 

想定したとおりに来る場合もあるでしょうけど、その場合は、予想精度の高さが認められて、それはそれで問題ありません。

ということで、台風の進路は、最悪のケースが想定されていると思っていて問題ないと思います。(保証はしませんが)


(参考エントリー)

台風についての豆知識 - igawa's Blog