igawa's Blog

おもに読書と本に関するブログですが、Mac/iPhone、数学、音楽の話題など例外の方が多いかもしれません。

月刊誌「外戸本」が休刊になっていた。

コンビニで、表紙にある「九州・山口 道の駅ガイド」が目にとまったので、バスの待ち時間に「外戸本」を手に取りました。

よく見ると表紙に8・9月号と書かれており、中身をパラパラっとめくると、6月に発行されたこの号を最後に休刊になっているようでした。

いつかまた復刊されるかもしれませんが、もしかしたら最終号かもしれないと思った瞬間、何か貴重な存在に思えてきて、買ってしまいました。

f:id:igawajp:20141017001845j:plain

ご存じない方に参考までに書いておくと、本誌は九州・山口の温泉・旅行ガイドとして発行され、タイトルは、温泉やグルメ、ドライブ、レジャーなどの「アウトドアな旅を提案するガイドブック」という意味を込めて「外(out)戸(door)本(book)」と名付けられています。「ガイド」と「outdoor」が掛けられていたようです。

 

初期の頃は本の存在を知りませんでしたが、巻頭の「25年のありがとうを込めて!外戸本ヒストリー」にはこのように書かれていました。

創刊号が発行されたのは平成元年、バブル景気のまっ只中。北九州市にオープンしたスペースワールドを取り上げ、社会で活躍する「光る女たち」というインタビューを掲載していました。ちょうどこの頃から九州各地に温泉施設が建てられ、温泉ブームが到来。外戸本もいち早く温泉紹介を始め、「ドライブに行くなら、温泉ははずせない」と提案してきていたのです。

 

最近は、コンビニでときどき立ち読みさせていただいていたので、残念です。休刊理由は分かりませんが、私が買わずに立ち読みしていたのがほんの少しだけ悪かったかもしれません。