爆弾低気圧、冬の嵐、そして「防雪柵」
雪は降りませんでしたが、福岡でも、今日はこの冬一番の寒さでした。
爆弾低気圧(この言葉いつから?)による冬の嵐は明日も続くようです。
さて、雪で思い出しましたが、5年前の冬 青森に行ったとき、幹線道路の片側に写真のような柵が設置されていました。
九州で降る雪と違って、寒い地域の雪は非常に細かく少しの風でも舞い上がるため、大した風速でなくても吹雪が起こりやすいのだそうです。
吹雪になったとき、風の向きや地形など条件が重なると道路上に吹き溜まりができてしまい、車が立ち往生する事態になるらしく、人命がかかわるので対策が必要になります。
そこで、「吹き溜まり」ができるのを防ぐために冬場に設置されているのが、この「防雪柵」だそうです。
写真のタイプの防雪柵は、風が道路上の雪を吹き飛ばすように風向きを変え、道路に雪が溜まらないようにする役目を果たします。吹雪の風を逆利用するというアイデアです。
まるで、敵の力を利用して技をかけるアントニオ猪木の「風車の理論」のようですね。
寒いので、今日はこの辺で。
ではまた…