昭和の米騒動
1985年1月、今から30年前に「米騒動」が起こりました。
この騒動によって、人生を狂わされた方も大勢いらっしゃると思います。
それはちょうど30年前、共通一次試験(現在の大学入試センター試験)の数学での事件です。
マークシート方式では、例えば、解答欄が「アイウ」(3桁)となっていて答えが12(2桁)となった場合、「12*」とマークするというルールになっています。
その前年までは、答えが2桁なら解答欄も「アイ」というふうに2桁になっており、米印(*:アスタリスク)をマークすることはありえない(そんな意地悪な問題は出ない)というのが通説でした。
ところが、 なんと(私の記憶が正しければ)数学のいきなり1問目が「*」をマークする問題だったんです。数学にある程度自信があった私も、どこで計算間違いしたのかと、焦りまくりました。何回計算し直しても1桁合わないのですから。
米印をマークする問題は他にも数問出され、受験生を混乱に陥れるという事件でした。
数学は得意科目だったので点数を稼ぐつもりでしたが、大きく予定が狂ってしまいました。
自分の能力を信じることがいかに大事かという人生の教訓を得た一件です。
今日明日は大学入試センター試験らしいので、昔のことを思い出しました。
ではまた…
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