igawa's Blog

おもに読書と本に関するブログですが、Mac/iPhone、数学、音楽の話題など例外の方が多いかもしれません。

季刊誌『考える人』2015年春号 特集「数学の言葉」と対談「本の使いかた」

4月1日のエントリーで宣言していたとおり、この1か月間本を買いませんでした。

 今年も、4月は本を買うのを我慢することにします。 - igawa's Blog


しかしたまたま、「数学の言葉」が特集になっている季刊誌「考える人」2015年春号(新潮社)を発見してしまい、つい買ってしまいました。 

考える人 2015年 05月号

考える人 2015年 05月号

今年はちょうど1か月で、本を買わない記録が途絶えました。正確にいうと「考える人」は雑誌なので本に当たらないという解釈もありますが、週刊新潮よりも本っぽいですし、ひとりで記録を伸ばしてもしょうがないので、本を買ったことにします。これで、しばらくAmazonでポチれなかった胸のつかえがおりました。

 

内容はまだ読んでいませんし、数学が好きだという人もそう多くはないでしょうから、特にオススメするわけではありません。一応参考までに、特集の冒頭ページに書かれている言葉だけ引用しておきます。

数学者が追いかけている「数学」が、高校までに自分が学校で習ったものとは、なにか違うーーー
そんなことを考えたことはないだろうか。
新井紀子さんに『数学は言葉』の意味をうかがい、気鋭の独立研究者として全国で活躍されている森田真生さんと「計算」という"数学の言葉"をヨーロッパに追う。
旅の途中で出会った、数学を伝える興味深い人々に耳を傾け、大きな枠組みでもう一度、未知なる世界を捉えなおしてみよう。

実は、新井紀子さんの『数学は言葉』という本を以前読んでいて、なかなかいい本なのでお薦めしたいと思っていました。今回の特集記事とも関連してそうなので、こんど紹介したいと思います。 

数学は言葉―math stories

数学は言葉―math stories

 

ところで、数学に関する特集のすぐ後に、「本の使いかた ーいかに探し、読み、書くか?」という、山本貴光さんと吉川浩満さんの12ページにわたる対談がありました。こちらの方がむしろ面白そうです。

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ではまた…