季刊誌『考える人』2015年春号 特集「数学の言葉」と対談「本の使いかた」
4月1日のエントリーで宣言していたとおり、この1か月間本を買いませんでした。
今年も、4月は本を買うのを我慢することにします。 - igawa's Blog
しかしたまたま、「数学の言葉」が特集になっている季刊誌「考える人」2015年春号(新潮社)を発見してしまい、つい買ってしまいました。
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2015/04/04
- メディア: 雑誌
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今年はちょうど1か月で、本を買わない記録が途絶えました。正確にいうと「考える人」は雑誌なので本に当たらないという解釈もありますが、週刊新潮よりも本っぽいですし、ひとりで記録を伸ばしてもしょうがないので、本を買ったことにします。これで、しばらくAmazonでポチれなかった胸のつかえがおりました。
内容はまだ読んでいませんし、数学が好きだという人もそう多くはないでしょうから、特にオススメするわけではありません。一応参考までに、特集の冒頭ページに書かれている言葉だけ引用しておきます。
数学者が追いかけている「数学」が、高校までに自分が学校で習ったものとは、なにか違うーーー
そんなことを考えたことはないだろうか。
新井紀子さんに『数学は言葉』の意味をうかがい、気鋭の独立研究者として全国で活躍されている森田真生さんと「計算」という"数学の言葉"をヨーロッパに追う。
旅の途中で出会った、数学を伝える興味深い人々に耳を傾け、大きな枠組みでもう一度、未知なる世界を捉えなおしてみよう。
実は、新井紀子さんの『数学は言葉』という本を以前読んでいて、なかなかいい本なのでお薦めしたいと思っていました。今回の特集記事とも関連してそうなので、こんど紹介したいと思います。
- 作者: 新井紀子,上野健爾・新井紀子
- 出版社/メーカー: 東京図書
- 発売日: 2009/09/07
- メディア: 単行本
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ところで、数学に関する特集のすぐ後に、「本の使いかた ーいかに探し、読み、書くか?」という、山本貴光さんと吉川浩満さんの12ページにわたる対談がありました。こちらの方がむしろ面白そうです。
ではまた…