セブン&アイのサントリー「金のビール」は三度目の正直
セブンイレブンで初めて見かけたサントリー「金のビール」があったので、買ってみました。
よく見ると、セブン&アイのプライベートブランドのビールで、プレミアムな位置づけではあるものの、スーパードライや一番搾りと同じ価格帯で売られています。
今まで気づきませんでしたが、4月には発売されているようでした。
缶の裏側に書かれていた、商品の特長「7つのこだわり」はこれ。
- 4種の麦芽を贅沢に使用した豊かなコク
- 国産ゴールデン麦芽一部使用
- 麦の旨みを引き出すデコクション製法
- 副原料一切なしの麦芽100%
- 素材の旨みを引き出す天然水100%仕込
- アルコール度数6.5%の力強い飲みごたえ
- アロマホップ使用による豊かな香り
「デコクション製法」というのは何のことかよく分かりませんが、アルコール度数高めの 6.5%など、宣伝文句としては、いろいろコダワリが感じられます。
黒い缶のデザインと高いアルコール度数のイメージに比べて、期待が高すぎたせいか、飲んだ印象は普通でした。
ちょっと気になったので、調べてみると、次の記事を発見しました。
3度目の挑戦、セブン&アイのPBプレミアムビール。サントリーと共同開発『金のビール』 (エコノミックニュース) - Yahoo!ニュース
セブン&アイは、過去に2度プライベートブランドのビールは発売するも、うまく行かず、今回が三回目の挑戦だったようです。
その第1弾がサッポロとの共同開発「100%MALT」(下の写真右)、第2弾がサントリーとの「The GOLD CLASS」(写真左)。偶然ですが、まるで今回のエントリーを予期しているかのように、その2本を並べた写真を昔撮っていました。
いずれも、味うんぬんの前に、勝ち残るようなパッケージデザインではないですね。特にサッポロの方。また、セブン&アイのロゴもやはり気になります。
今回の「金のビール」については、同じロゴは表示されているものの、デザインとしては、定番ビールの雰囲気を出している気がします。
三度目の正直として生き残れるかどうか、この夏の売れ行きにかかっていることでしょう。