高血圧の原因がわかった!
目を引くタイトルにしてしまいましたが、わたし個人の話です。
10年ぐらい前からずっと血圧が高かったにもかかわらず、降圧剤(ノルバスク)を飲むようになったのは、つい最近(1か月前)です。
現在お世話になってる内科の先生が、いろんな原因の可能性を考えてくださって、2回ほど血液検査を行いました。
その結果、原因不明(いわゆる本態性高血圧)だと思っていた原因がついに分かったのです。
「原発性アルドステロン症」という病気です。
これは、副腎(腎臓の上にある小さな内分泌臓器)の腫瘍又は副腎の肥大により、アルドステロンという物質が過剰に作られる病気だそうです。ちょっとネットで調べてみましたところ、過剰なアルドステロンの作用により、腎臓でナトリウムが尿に排出されず体内に貯まる結果、血管中の水分とナトリウム分が増えて血圧が高くなるというメカニズムだと知りました。
この病気は、足がつる(筋力低下)、トイレの回数が多いという症状ももたらすらしく、自分の状況とも一致しているので、おそらく間違いないでしょう。
副腎の腫瘍であれば、手術で除去するという治療も考えられますが、当面は薬(セララ)を飲んで様子見することにします。原因がわかれば、対処のしようがありますので、これからどうするかゆっくり考えます。
原因不明の高血圧で困っている方、「原発性アルドステロン症」かもしれません。
高血圧患者の5〜20%を占めているらしいですから。
ではまた…