オックスフォード白熱教室「第3回 隠れた数学者たち」
12月5日(金)から再放送が始まっている、NHK「オックスフォード白熱教室」の第3回(12/19放送)を観ました。先生は、オックスフォード大学数学研究所のマーカス・デュ・ソートイ教授です。
第1回のエントリーはこれ。
オックスフォード白熱教室「第1回 素数の音楽を聴け」 - igawa's Blog
第2回も観ましたが、ブログに書くべきことが見つからなかったのでパスしています。
今回の第3回のテーマは「数学と芸術」ということで、美しい音楽や絵画、建築、文学など芸術の背後には実は数学が潜んでいることを解き明かすという内容でした。
非常に面白かったのですが、内容が多岐に渡っていて、うまくまとめきれません。
ですので、今回は「へー」と思ったことについて、自分メモとして残しておきます。
A判、B判用紙の縦横比は1:√2
ビジネスに使われる用紙は、主にA4,A3だと思います。A3用紙を半分にするとA4になることは多くの方がご存知だと思いますが、その縦横比が「1:√2」だとは知りませんでした。
ちなみに、番組の中では触れられませんでしたが、A4用紙の対角線の長さがB4の縦の長さです。
ボルヘス『バベルの図書館』
アルゼンチンの作家ホルヘ・ボルヘスの『バベルの図書館』という面白い短編の紹介がありました。
この図書館の本はすべて、1冊410ページ、1ページ40行、1行80文字、25種類の文字で構成されており、この25文字で表現可能な全ての組合せの本が収められているらしいのですが、どんな話か全く想像できません。さっそくAmazonのカートに入れました。
デュ・ソートイ教授の言葉
講師のデュ・ソートイ教授は、番組の最後の部分で
「数学で得られる興奮は、小説を読んだり、音楽を聴いたりするときなどの突然の驚きに感動することに似ている」
とコメントされていました。私も、数式でも音楽でも女性でも、シンプルで美しいものにゾクゾクしますので、そういうことかなと思っています。
ではまた…
【2014.12.27追記】
オックスフォード白熱教室「第4回 数学が教える“知の限界”」 - igawa's Blog