できるだけ答案にバツをつけたい?学校の先生
子供の期末テストの答案用紙(中3数学)を見て、ちょっとだけ驚きました。
「円の半径をrとすると円周は( )、円の面積は( )と表すことができる。」という問題です。もちろん正解は「2πr」と「πr2」(←2乗)。
娘は、「2rπ」と「r2π」(←2乗)と答えていて、バツをもらっていますが、私が先生ならマルにしたいところです。
学校としては、「π」は文字だけど π=3.1415…という定数ですので、変数を表す文字「r」より前に書くべきだし、公式を正確に覚えてないのでバツだということだと思います。
とはいえ、円周は「直径×円周率」、円の面積は「半径×半径×円周率」という求め方を知っているわけですから、明らかに間違っている生徒とは差をつけるための部分点ぐらいはほしいですね。
欠点より長所に目を向けるべきという考え方と同じで、いかにバツをつけるかではなく、いかに点数をあげるか考えてくれる先生に習いたいものです。完全に間違いというわけではない場合に部分点をあげないと、先生に対する不信感と数学嫌いの増加を助長してしまうような気がします。
まあでも、これぐらいの公式ぐらいちゃんと覚えておかないと高校受験を乗り切れないぞ、という愛情あるメッセージだったと考えることにします。
ではまた…