igawa's Blog

おもに読書と本に関するブログですが、Mac/iPhone、数学、音楽の話題など例外の方が多いかもしれません。

ほどけにくい靴ひもの結び方「イアン結び」

革靴の紐を結んで家を出るのですが、会社につく頃にはユルユルになっていることがよくあります。蝶結びがほどけないように、毎朝ギューっときつく締めておりました。

しかし何と、この世の中に蝶結び以外の(蝶結びの形をした)靴ひもの結び方があるとは、今日まで知りませんでした!

イアン結び

半年前に買った革靴のヒモがほどけるので気になっていたところ、ほどけにくくて素早く結べる方法があることをネットで今日偶然発見しました。

「イアン結び」というそうです。

結んだ後の形は、普通の蝶結びと全く同じで、一方のヒモを引っ張るだけという ほどき方も全く同じ。

言葉で説明することは不可能なので、YouTubeの中から、1分未満で観れる分かりやすい動画を2本紹介します。

結び方


How to tie your shoes super fast! - YouTube

  

 
How to tie a Shoe Lace in 1 Second - YouTube

イアン結びを試してみた

分かりましたでしょうか?

今まで何十年も浮気することなく愛用していた「蝶結び」よりもほどけにくいのならば、「イアン結び」に乗り換えるしかありません。さっそく自分の靴でやってみました。

最初は、動画を何度見ても全くやり方がつかめません。しかし、いとも簡単そうにやってますよね。悔しいので、何としてもマスターするぞと格闘すること約15分。試行錯誤して、ようやくできるようになりました。

マスターするのに少し時間がかかりますが、慣れれば何てことなさそうです。

この「イアン結び」とやら、確かに簡単。しかも、ほどけにくい。(ほどけにくいかどうかは、明日以降一日中履いてみて検証するしかありませんが)

なぜ普及していないのか、世界の七不思議です。

なぜほどけにくいのか ?

上に紹介している動画のとおり、その素早さはすぐ分かります。また、多くの方がブログ等でほどけにくいと報告しているので、そのとおりなのでしょうし、実際に明日以降自分でも検証できる予定です。

しかし、「イアン結び」を紹介したどのサイトにも、ほどけにくい理由が書かれていません。なぜなのでしょうか?「素早さ」よりも「ほどけにくさ」が大事な私としては、外せないポイントです。理屈が知りたい。

当然、結び方に答えがあるはず。

下の写真は、自分のランニングシューズです。右がイアン結び、左が蝶結び。それぞれ結び目を少し緩めたものですが、違いが分かりますでしょうか?

左の蝶結びは、輪っかの根元部分が平行に伸びていて スルッとほどけそうですが、右のイアン結びは、左右の輪っかが絡み合っていて ほどけにくく見えます。

結び目理論の専門家ではありませんので科学的根拠は分かりませんが、この写真を見る限りでは正しいのではないでしょうか。これからは、安心して走る(歩く)ことができそうです。

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参考サイト

 

(蛇足)

ところで、革靴にしてもランニングシューズにしても、面倒くさいからでしょうか、ひもを結んだままにした人って多いですよね。結んだまま履くのは足にフィットしないので、毎回結ばないと落ち着きません。靴にとっても良くないはず。

もしかしたら、メリットの多い「イアン結び」が広まっていないのは、靴ひもを毎回結ぶ人が少ないからなのではないでしょうか。

 

【2014.8.24追記】