夏の天の川と冬の天の川
七夕に関連して、星の話題です。
夜空を流れる天の川は、実体は星の集まりで、銀河系の中心部分を見た方向(星が多く見える方向)だということまでは知っていました。
たまたま七夕伝説について調べていたときに、それ以上の知らなかった事実を勉強したので、今回メモ的にエントリーしておきます。
勉強になったのは、次のウェブサイトです。
(出典:上記ウェブサイトより)
読んでもらえれば、わたしが補足することは何もありません。個人的に新たに知ったことがらについて、引用させていただきます。
まず、図3のAの位置から、真上方向を見てください。星の数が一番少ない方を見ています。渦巻きは薄いので、目の前にある星が見えるだけで、その奥には真っ暗な宇宙空間が広がっています。地球の北半球からこちらが見えるのは春です。春は星の数が少ない季節です。その代わり宇宙の奥深くまで見え、遙か彼方にある銀河が、小さくですがたくさん見えます。
今度は銀河の中心方向(右)を見てください。遙か彼方にたくさんの星が重なり合って見えます。近くにある星は1個1個の星として見えますが、遠くにあるたくさんの星たちは、全体として面積を持って光っている光の帯のように見えます。これが地球から見る天の川です。北半球がこちらを見やすい位置に来るのは夏です。ですから、夏は星がたくさん見えるし、天の川も濃く見えます。反対側(左側)にもたくさんの星がありますが、右側に較べれば星の数はかなり少なくなります。こちら側が冬に見える天の川です。
冬の天の川って、反対側を見ていたとは知りませんでした。
ではまた…