部活が休めない娘は、試験休みがチャンスの日。
中学生の二女は、吹奏楽部に入っています。
私もオーケストラを聴く(九州交響楽団の後援会員でもある)ので、娘を演奏会に連れて行きたいと思っていましたが、部活が休みにくいとのことので、これまで一度も実現したことがありませんでした。
実は6月19日の第333回定期演奏会は、期末試験の最中で部活が休みだったのですが、「行く?」って聞いたら、試験勉強よりも演奏会を聴きに行く方を娘は選択しました。
翌日は試験があるのに、往復の移動時間を含めて5時間以上も勉強時間を失うのは、もし自分だったら怖くてそんなことはできません。うちの娘は、試験に向けて自信があるのか諦めなのか分かりませんが、いずれにしても、試験休みのときであれば顧問の先生に「休みます」という必要がないので、多少は試験を犠牲にしても、ここぞとばかりにチャンスを使ったのでしょう。
【ここからは音楽の話】
ところで、今回の九響は「コバケンともう一人のクライバーンコンクールの覇者」と題した演奏会で、コバケン(ケンコバではありません、小林研一郎です)の指揮でメイン曲目はドヴォルザークの8番。
予想どおり、ほぼ満席。ドヴォルザークは盛り上がって、久しぶりに音楽の感動を味わいました。
ここ数年は毎年一回、九響を客演されているコバケンのようですが、今回は初めてアンコールに応えていただきました。「毎年先送りしていたけど…、今年はやります」という本人の言葉をいただいた後、弦楽器だけのアンコール曲でした。何という曲だったのだろう?