igawa's Blog

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Tarzan 特集「実は、カラダに悪いコト。」

インパクトのある骸骨と「実は、カラダに悪いコト。」というタイトルにつられて、「Tarzan」6/26号を買ってしまいました。

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表紙に「カラダに悪いこと」として書かれているキーワード群のうち、特に気になった次の3項目について本文を読んで確認しました。もちろん、いずれも自分に関係するものです。

それぞれ何と書いてあったのでしょうか。

糖質制限

ここ数年ブームになっている「糖質制限」。初心者でもハードルが低く、短期間のうちに効果が出やすいことから飛びつく人も多いようです。うちでも家族が取り組んでいたので、自分も糖質制限もどき(ご飯はお昼だけ、パン・めん類は食べない)をやっています。家族はダイエットのためですが、私は少食のためです。

糖質制限をするなら、朝と昼は普通の食事で夜だけ糖質を控えるのが適切で、続けるとしても半年にとどめておくのがいいそうです。また、半年で減量効果があらわれますが、それ以上は効果が出ないので、ダイエットするなら他の方法に切り替えるのがベターとのこと。

野菜ジュース

数年前、朝食をカゴメ野菜生活100」などの野菜ジュースだけにしていた時期がありました。現在は、基本的には、みそ汁一杯だけに変えています。

そういった野菜ジュースには「一日分の野菜350gを使用」と書いてありますが、実際に野菜を摂取する場合に比べるとカロテンやビタミンCの摂取がそれほど期待できないことが分かっているそうです。現実的には、ジュースで一日分の野菜摂取目標値を達成するのは難しいので、ジュースはあくまで補助的位置づけであって食事で摂るのが基本とのこと。

前足部着地

アフリカのランナーたちの多くが前足部着地で、長距離レースの記録を塗り替えていったことから、そのトップランナーの真似をする人が増えているそうです。実は私も、このいわゆるフォアフット走法で走っていたんですが、膝が悪いのでできるだけ着地のショックをやわらげるためで、また速く走るのではなく超スローなジョギングであるところが違っています。(ちなみに現在は、走ることはやめてウォーキングに切り替えています)

アフリカ人はアキレス腱が太くて長いのでフォアフット走法に適していますが、日本人はアキレス腱が短くて細く怪我のリスクがあるので、速いランナーをやみくもに真似るのではなく、自分に合った走り方を取り入れた方がよいとのこと。

まとめ

雑誌の表紙をパッと見た感じでは、「近年流行の健康法は、実は間違っている!」という「流行ものには気をつけましょう」的な記事かと思いましたが、そこまで否定しているわけではなく肩すかしをくらった気がします。

書かれている内容は、上で紹介した3項目以外についても、基本的に「何事も一方的な考え方にとらわれず、常識的に考えて自分に合ったやり方で、無理のないように取り組みましょう」ということが書かれています。

むしろ、本当にカラダに悪いんです!って言い切るぐらいの尖った記事の方が面白かったかもしれません。もちろん、非常に有益な記事も中にはありましたが、まあ買わなくてもよかったかなあと思います。

 

(2015年6月26日追記)

 Tarzan 2015年7月9日号 特集「実は、カラダに悪いコト。」 - 読書のランダムウォーカー