「iTunes Match」さっそく登録しました!
アメリカに遅れること約2年半、アップルのサービス「iTunes Match」がようやく日本でスタートしました。
iTunes Match とは
「iTunes Match」は、iTunes Storeで購入した楽曲だけでなく、音楽CDから読み込んだもの、iTunes Store以外で購入したものも含め iCloudに保存して、MacやiPhone、iPadなど複数のデバイスから自由に聞くことができるサービスです。
利用料は、年間3,980円になります。
iTunes Matchの特長
このサービスは、個人的に何が嬉しいかというと、自分のiTunesの音楽データがすべてクラウド上に保存されているため、わざわざ母艦であるMacと持ち歩きデバイスであるiPhoneやiPadと同期する手間が省けることです。また、音楽データのバックアップにもなります。
そのほか、CD からiTunes へ読み込んだ曲のビットレートが低くても、iTunes Store に同じ曲がある場合は 256kbpsの AAC に変換されてアップされるそうです。
登録しました
現在 iCloud と呼んでいるアップルのクラウドサービスがまだ「.Mac(ドットマック)」と呼ばれていた頃(「MobileMe」のさらに前)から、毎年9800円の利用料を支払っておりましたので、「3980円ならいいや」という勢いでさっそく登録しました。(アメリカだと24.99ドルなので日本よりかなり安い)
使えるようになるためには、まず
- iTunes ライブラリのスキャン
- iTunes Store とのマッチング
- iTunes Store にない曲のアップロード
の3ステップが必要です。私のライブラリには、3174曲があったようですが、ステップ1には約6時間を要しています。さらに約6時間経過したのが下の画面で、ステップ2の半分にも到達しておりません。この後、寝てる間に終わっていることを望みます。
その他の注意点
- 利用できる端末は、iOS 5.0.1 以降を搭載するiPhone/iPad/iPod touch、Apple TV、iTunes 10.5.1 以降がインストールされているMac/Windows PC
- iCloud に保存できる曲数は最大2万5000曲(iTunes Store で購入した曲はその制限に含まれません)
- 200 MB を超える曲ファイルは iCloud にアップロードされません
- 2 時間を超える曲ファイルは iCloud にアップロードされません
最後に
このサービスは、よく考えると、仮に1億人のユーザーが同じ曲を保有していても、アップルとしては1曲だけ保存していればいいわけですね。
つまり、マッチした曲であればアップロードする必要がないため、ユーザーはアップロード時間が節約でき、アップルはクラウド容量が節約できます。双方にメリットがあるスゴい仕組みだと思います。
まだ使いはじめの前処理が終わっていませんので、今日はこの辺にして、別途使用レポートを書きたいと思います。