igawa's Blog

おもに読書と本に関するブログですが、Mac/iPhone、数学、音楽の話題など例外の方が多いかもしれません。

四則演算で10をつくるゲーム

1から9までの数字の中から異なる4つの数字を選ぶと、四則演算(足し算、引き算、掛け算、割り算)で必ず10をつくることができます。

 

例えば、

  • 2,3,4,8 なら、 2*3-4+8=10
  • 1,2,5,9 なら、  (1+9)/2+5=10 

というふうに、10をつくることができます。

 

答えは一通りとは限りません。たまに子供と10を作る競争をするんですが、たいていの場合、計算式が違います。もちろん、10ができれはOKなので、どれが正解とかはありません。

例えば、上で例にあげた「2,3,4,8」の場合、「2*3-4+8=10」だけでなく「(2+8)*(4-3)=10」,「(3*8-4)/2=10」,「(4*8-2)/3=10」も正解です。

 

ちなみに、4つの数字の中に、0が含まれていたり、同じ数字が含まれていた場合は、必ずしも10ができるとは限らないので、考えても時間の無駄になる可能性があります。

 

1から9までの数字の中から異なる4つの数字を選ぶ組合せは、1000以上ありそうですが、実はわずか126種類しかありません。(公式をご存知の方は、9C4=(9*8*7*6) / (4*3*2*1) =126ですね!)

 

このゲームは、基本的には整数の加減乗除ですから、小学校5年生以上であれば楽しめます。家族ドライブのときなど、前を走る車のナンバーを問題にして、お子さんと一緒に10を作る競争をしてはいかがでしょうか。ただ、4つの数字を見ながら考えないと難しいので、猛スピードで追い越していった車のナンバーを使うのは現実的ではないのでご注意ください。

最近は車の希望番号制で誕生日をナンバーにしている人が増えていますが、誕生日ナンバーというのは、すべて

  • 数字が一つ足りない(1月〜9月)
  • 0が含まれる(10月, 12/1-10,30)
  • 同じ数が含まれる(11月, 12/11-29,31)

のどれかに当てはまってしまい、10を作る問題として全く使えないのが残念なところです。

 

126種類の大半は簡単に10が作れますが、若干難しいと思われる問題をあげておきます。

  • 4,5,7,9
  • 2,3,5,8
  • 4,6,7,9
  • 3,6,7,9
  • 3,4,7,8(難問)

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