igawa's Blog

おもに読書と本に関するブログですが、Mac/iPhone、数学、音楽の話題など例外の方が多いかもしれません。

白山陶器の醤油差し

本日(2014.4.21)の読売新聞特別面にあった「定番物語」の記事です。

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この形、うちの醤油差しに似ているなあと思って妻に聞いたら、やはりそうでした。白山陶器長崎県波佐見町)が製造している波佐見焼きの醤油差しです。記事によると、1958年の発売以来、製法やデザインを変えず、300万個以上が売れているとのことで、液ダレしないように工夫された形の注ぎ口が売りです。デザイン面においても、

下ぶくれで安定感があり、手に触れる上部がくびれていて持ちやすい。洗いやすいよう大きめのふたが付き、「象の鼻」と形容される注ぎ口が伸びる。

と書かれているように、見た目も使い勝手も非常に評価が高いようです。

実は、私はこんなに定番になっている商品だとは知りませんでした。しかも、使いやすいどころか、欠陥商品ではないかと思っていました。なぜかというと、注ぎ口に残った醤油が固まって塞いでしまい、醤油が注げない場合が多いのです。この醤油差しを使おうとするたびに使えない欠陥商品ですので、私としては早く捨てて違うやつを買えばいいのにと、いつも思っていました。

たまたま今日この記事を見て、小サイズでも1200円だとは知りませんでしたし、また新聞に掲載されるような超ロングセラー商品だと分かって、妻に黙って捨てずによかったと胸を撫で下ろしました。しかしほんと、使うたびに醤油が固まっていてイライラするので、うちのだけが欠陥商品なのでしょうか?それとも、使っている醤油が悪いのでしょうか?謎です。

 

ちなみに、これがうちにある醤油差しです。シンプルな形は好きなんですけどね。

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ところで、「象の鼻」という名前を聞いて、醤油差しとは全然関係ないあることを思い出しましたので、近いうちに、そのことを記事にしたいと思います。