igawa's Blog

おもに読書と本に関するブログですが、Mac/iPhone、数学、音楽の話題など例外の方が多いかもしれません。

スタバのおかわり100円はどうなったのか?

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増税初日のレジにて

消費税が8%に上がった日、スタバに入ってみました。

注文したのは、増税前は税込み300円だったショートサイズのホットコーヒー。310円ぐらいかなと思っていたので、店員さんから「302円になります」と言われて、ビックリしました。

頭上の価格表を見ると、「short 280」と書かれているので、税抜き表示に変わったようです。

これまでは5%の税込みで300円だったわけですから、税抜き価格は286円だったことになります。総額としては2円アップですが、本体価格は6円値下げしたんだと思いました。ところが、・・・

価格表示と価格変更

スタバの価格戦略について何か分かるかもと思ってホームページを見てみました。

プレスリリース 消費税率引き上げに伴う価格表示方法及び本体価格変更について | スターバックス コーヒー ジャパン

まず基本方針として、総額表示(税込み)から本体価格表示(税抜き)に変更するとのこと。次に、本体価格については次のように書かれています。

Tallサイズの価格を基準とし、1円の位を四捨五入し10円の位に揃え、かつサイズ間の本体価格の価格差が40円になるように設定しております。

簡単に言うと

つまり、新本体価格を10円単位にするため、トールサイズの旧本体価格の1円の位を四捨五入して、この価格をベースに、ショートは-40円、グランデは+40円とするということです。

コーヒーの場合は、トールサイズの旧価格がたまたま324円だったことから四捨五入されて320円となり、自動的にショートサイズはそれより40円安い280円が新本体価格になったということです。結果として、6円安くなった形です。

値下げではなく、たまたま私が買った商品が、四捨五入の結果として安くなっていたのでした。考え方をシンプルにするための価格の微調整なので、本体価格に変更はないというスタンスですね。

本題のおかわりについて

当日内であれば、コーヒーのおかわり(別店舗でも可)が100円でできるのはご存知でしょうか。

これまでは税込み100円だったのが、税込み108円に変更されました。これも同じ考え方(本体価格96円を四捨五入して100円)を適用すれば、確かにそのとおりになります。

しかしながら、ドリンクの類はいろんな商品の四捨五入が相殺されてトータルで増減なしなのでしょうが、こちらのサービスは単独のものと捉えると値上げ感がありますね。

 

米シアトルにあるスターバックス1号店です。photo by igawa 7/2/2000

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