igawa's Blog

おもに読書と本に関するブログですが、Mac/iPhone、数学、音楽の話題など例外の方が多いかもしれません。

痛みなくして前進なし、前進なくして笑顔なし

2月6日(木)放送分のアメトーークを録画で観ました。

テーマは「柔道部芸人」ということで、出演していたのは、ロンドンブーツ亮、サバンナ高橋、武藤啓司(プロレス)など、中学や高校時代に柔道やってた芸人たち。(3人以外はよく知りません)

柔道部あるあるネタで盛り上がってはいましたが、通常のアメトーークよりは面白くなかった。ただ、運動神経悪い芸人でもあるサバンナ高橋が、他の黒帯全員の中に混じって柔道の下手ぶりを見せていて、番組に凸凹感をもたらしていた点だけはよかった。

・・・以上はどうでもいいことです。本論はこれから。

 

「あいすけ」という女芸人さんも出ていたんですが、中学時代に全国3位になり、全日本の強化選手にも選ばれていて、北京オリンピックを目指していたそうです。ロンドンでの金メダリスト松本薫さんは同級生で、一緒に練習していたとのこと。

そんなあいすけさんがインターハイ常連の名門である母校横須賀学院高校の女子柔道部を訪問してレポートするコーナーがありました。

現役部員の練習に混じって、あいすけさんが笑いながら柔道をやってることにスタッフが気づきます。(もちろん、台本どおりでしょうけど)

「笑ってていいんですか?」というスタッフの質問に対して、顧問の先生は、きつくても笑顔で練習に取り組むことを徹底させていると言います。

確かに 全国レベルの学校なので厳しい練習なのですが、部員全員が楽しそうに取り組んでいる様子が画面越しに伝わってきました。

この練習風景を見ていたら、仕事がうまく進まないとか家庭問題が大変だとか、どんなに厳しい状況に直面していても、目指す目標を達成するためには、笑顔というものが意外と重要なんじゃないかとふと考えました。もちろん、表面的にニヤニヤしているのではダメで、ものごとに真剣に取り組みつつ楽しむという姿勢が必要なんだと思います。本日の教訓の一つに入れておきましょう。

 

・・・ということで、話は終わりなのですが、実は女子柔道部の応援旗は二つあって、一つには「痛みなくして前進なし」、もう一つには「前進なくして笑顔なし」と書いてありました。これは「苦しまないと進歩しないし、進歩しないと勝利(笑顔)もない」という意味ではないでしょうか。元々は「勝つためには苦しめ」というメッセージだったのが、「笑顔」という言葉だけがクローズアップされた形で生き残ったんだと勘繰っております。でもまあ、その方が部活動に好影響を与えているはずなので、よかったよかった。