igawa's Blog

おもに読書と本に関するブログですが、Mac/iPhone、数学、音楽の話題など例外の方が多いかもしれません。

音楽を聴く範囲を広げる

シベリウスの「ヴァイオリン協奏曲」を題材にした、7/11放送のNHK Eテレ「らららクラシック」を観ました。 この曲はCDは持っているものの、あまり親しみがなく、どんな曲かと言われても答えきれないし、特別好きになるような曲ではなかったのですが、この番…

高血圧の原因がわかった!

目を引くタイトルにしてしまいましたが、わたし個人の話です。 10年ぐらい前からずっと血圧が高かったにもかかわらず、降圧剤(ノルバスク)を飲むようになったのは、つい最近(1か月前)です。 現在お世話になってる内科の先生が、いろんな原因の可能性を考…

自分の時間をつくる

仕事をしている大人であれば、平日の大半は仕事に費やされているでしょうから、1日を分けるとすると大きくは「仕事の時間」と「それ以外のプライベートな時間」になると思います。 最近思うのは、プライベートな時間のうちほんの少しでも「自分ひとりの時間…

小島信夫という作家が気になる。

保坂和志さんという芥川賞作家のエッセイ『考える練習』を読みました。 考える練習 作者: 保坂和志 出版社/メーカー: 大和書房 発売日: 2013/04/18 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (7件) を見る 日常生活でのものの考え方について、いろんな気づきや…

夏の天の川と冬の天の川

七夕に関連して、星の話題です。 夜空を流れる天の川は、実体は星の集まりで、銀河系の中心部分を見た方向(星が多く見える方向)だということまでは知っていました。 たまたま七夕伝説について調べていたときに、それ以上の知らなかった事実を勉強したので…

ちょっとひらがなに直すだけで、文章はこんなにプロっぽくなる

先日「The Huffington Post」というサイトで、標記タイトルの記事を読みました。私もだいたい同じ考えで文章を書いていますので、安心しました。 ちょっとひらがなに直すだけで、文章はこんなにプロっぽくなる 多くの人は、普通に読める言葉(漢字)をひらが…

「よみうり堂」の書評から選んだ本『アンタッチャブル』

読売新聞の書評から、今週も一冊。「よみうり堂」からは人文系、科学系の本を選ぶことが多いのですが、今回は小説です。 馳星周『アンタッチャブル』(評:作家 唯川恵) アンタッチャブル 作者: 馳 星周 出版社/メーカー: 毎日新聞出版 発売日: 2015/05/16 …

「本の雑誌が選ぶ40年の400冊!」から選んだ40冊(1/4)

先日入手した「本の雑誌」6月号の特集記事「本の雑誌が選ぶ40年の400冊!」の中から、読みたい本を40冊ほどピックアップします。(自分用メモですみません) 今回はその第1弾として、全ジャンルを対象とした「編集部が選んだ40冊」からの10冊です。(「編集…

「塩は高血圧の原因」はウソ?

何度かブログでも書きましたが、私はかなりの高血圧です。 もともと高血圧に対しては、身長に高い人、低い人があるように、ばらつきはあって当然だと思っていますので、治療しておりませんでした。ただ、確かに普通の人よりは高めですので、食事・運動・睡眠…

「目的」は注意深く明文化することが大事

チームや組織にとって「目的」がもっとも重要であるとよく言われます。頭では分かっているつもりでも、その本質が分かっていなかったことに気がつきました。 東日本大震災での二つのボランティア組織の話です。仮に、組織Aと組織Bとしておきます。組織Aの…

ブログを始めて1年半が過ぎました。

このブログは、昨年の元旦から始めたのですが、これまでなんとか奇跡的に毎日続けられています。(毎日といっても、見た目上そうしているだけですが。。。) 半年経過時点と1年経過時点に書いたエントリーを読んでみると、いずれも、どういう方向性で行こう…

感動する話は、話の持っていき方がすべて

先日参観した中学校の社会人授業で、見事にやられました。 途中まで、一生懸命努力を続けていけば運も味方するし夢は必ず実現するよ、というよくある話だなと思って聞いていました。 ところが、話のクライマックスで出された1枚の写真を見た瞬間、ハンカチ…

神々の庭園 Garden of the Gods

毎日ブログを書いていると、いろいろ頭も使うので、ときどき休憩したくなります。 すみません、今日はそんな感じの日です。 ということで、久しぶりに2000年の米国ネタで軽くいきます。 ちょうど15年前の今日(2000年6月29日)、コロラド州デンバーから南に…

「よみうり堂」の書評から選んだ『国語と教育』

どちらかというと理系人間ですが、なぜかこの歳になって日本語とか文章術とか国語の話題にも興味があっていろんな本を読んでいます。 これまでも次のようなエントリーを書きました。 日本人の知性をゆがめた学校の読み方教育 - 読書のランダムウォーカー 外…

0.99999…=1

ウィキペディア(日本語版)のトップページでは、選り抜き記事として「秀逸な記事」が毎日紹介されています。 秀逸な記事とは、秀逸な記事の選考を通過した記事のことです。選考を通過した記事は、執筆者の努力を顕彰し、他の記事執筆者へ執筆の参考例を示す…

Tarzan 2015年7月9日号 特集「実は、カラダに悪いコト。」

「実は、カラダに悪いこと」という文字列を見かけて、去年も同じ特集があったと思いながらパラパラとめくってみると、1年前と内容は違うしページ数も増えていたので、買ってしまいました。 表紙の写真でもわかるように、一般的にはいいこととされている朝活…

橋本幸士『超ひも理論をパパに習ってみた』

むかし学校の授業で、物質の最小単位は陽子と電子からなる原子だと習いました。 その後さらに小さな素粒子へと研究が進んでいるようですが、それはいいとして、最小の単位は点(粒子)のイメージだと思います。 ところが、最小単位は粒子ではなく「ひも」の…

うるう秒とうるう年の謎

2015年7月1日(水)は、いつもより1秒長い1日になります。日本時間では、午前8時59分59秒と9時の間に、8時59分60秒が挿入されます。 なぜそんなことをするのかというと、地球の自転が一定ではないために、正確に時を刻む原子時計に対するズレを補正する必要…

連城三紀彦『戻り川心中』

本屋で平積みされていた「国内短編ミステリー 第1位」という文字に影響されて買ってしまいました。 実は、30年ぐらい前に一度読んでいてタイトルに記憶があったのですが、内容はきれいさっぱり記憶がなくなっていたので、読んでみたくなったものです。 きれ…

今日は夏至、でも明日の方が日の入りは遅い。

6月22日は、一年で最も昼が長く夜が短い夏至です。 今年は6/22が夏至ですが、来年以降2055年までの40年間は、2019年(6/22)を除き、ずっと6/21が続くそうです。 ところで、「昼が最も長い(夏至)」ということは、「日の出が最も早く」かつ「日の入りが最も…

「よみうり堂」の書評から選んだ『マシュマロ・テスト』

今週も一冊だけです。 ウォルター・ミシェル『マシュマロ・テスト』(評:経済学者・東京大教授 松井彰彦) マシュマロ・テスト:成功する子・しない子 作者: ウォルター・ミシェル,柴田裕之 出版社/メーカー: 早川書房 発売日: 2015/05/22 メディア: 単行本…

歯周病は歯の病気でしょうか、歯ぐきの病気でしょうか?

正解はどちらでもありません。 虫歯は歯の病気、歯周病は歯ぐきの病気だと思っていらっしゃる方も多いと思います。 私が定期的に通院している歯医者さんによると、虫歯は歯の病気ですが、歯周病は歯ぐきではなく、あごの骨の病気だそうです。 もっと正確にい…

ネタに困ったときは、1年前のエントリーをバージョンアップする。

昨日(2015.6.18)は、歯間ブラシの話題を書きました。 過去記事を眺めていて、たまたまちょうど1年前(2014.6.18)に書いていた歯ブラシの話題を発見したので、その二番煎じのエントリーをアップしたのが真相です。 このブログは本をネタにしているので、そ…

歯間ブラシを使ってますか?

毎日の歯みがきで歯間ブラシを使っているのは、どれくらいの割合いらっしゃるのでしょうか? GUM(ガム)アドバンスケア 歯間ブラシL字型 10P サイズ2 (SS) 出版社/メーカー: サンスター 発売日: 2002/07/09 メディア: ヘルスケア&ケア用品 購入: 11人 クリッ…

村上春樹『若い読者のための短編小説案内』

本書は、最近ちょこちょこ短編小説も読むようになった私がたまたま見つけた本で、戦後日本の代表的な作家六人の短編小説を、村上春樹が新しい視点から読み解いた読書案内です。 若い読者のための短編小説案内 (文春文庫) 作者: 村上春樹 出版社/メーカー: 文…

自分の教科書を10冊見つける

自分の「座右の書」をお持ちでしょうか? 私の場合は、本棚の特定の段に置いている数十冊が一応それに当たります。ただしその中には、読んでよかった!ためになった!という読んだ直後の勢いで座右の書コーナーに置いてしまったものもあり、結構いいかげんで…

下重暁子『家族という病』

みなさん、自分の家族のことを知っているでしょうか? 同じ家で一緒に暮らしているわけですから、「よく知っているに決まっているではないか」という答えが返ってきそうです。 ほんとにそうでしょうか? 親しい友人・知人とは、わかり合おうと努力するせいか…

中学校の期末試験(2015年6月)で出題されるスポーツ時事問題を予想してみました。

昨年度末(2015年2月)に続く、二回目のスポーツ時事の予想問題です。 前回は 10問予想したのですが、今回はあまりネタがありません。なんとか8問考えてみました。感覚的に出題確率の高そうな問題の順に並べています。 【問題】 2020年の東京オリンピックに…

カズオ・イシグロは名作『日の名残り』をなぜ4週間で書けたのか

数年前に読んだ『わたしを離さないで』に続いて、カズオ・イシグロ体験の2冊目になる小説『日の名残り』を読みました。 日の名残り (ハヤカワepi文庫) 作者: カズオイシグロ,Kazuo Ishiguro,土屋政雄 出版社/メーカー: 早川書房 発売日: 2001/05 メディア: …

「読書・本」カテゴリーの記事を、「読んだ本」と「読みたい本」に分けることにしました。

このブログは、読書や本に関する話題をメインテーマにしていますので、カテゴリーの中で「読書・本」が圧倒的多数を占めています。よく考えたら(考えなくても)、当たり前の話です。 ちょっと調べてみると、2015/6/11までの527エントリーのうち、「読書・本…