igawa's Blog

おもに読書と本に関するブログですが、Mac/iPhone、数学、音楽の話題など例外の方が多いかもしれません。

読書

読書は、初読と再読を交互に行うことにします。

積ん読が山ほどありますし、書評記事等をみて日々読みたい本が増殖していきますので、読んでいる本は基本的に初読です。(まあ普通そうですね) しかし一方、本の内容を自分のものにするためには、何度も読んで血肉化していく必要があります。過去にもそうい…

急成長する読書市場(「Chikirinの日記」より)

社会派ブロガーちきりんさんの「急成長する読書市場」というブログ記事を読みました。 急成長する読書市場 出版不況と言われているのに、どういうことなのでしょう? なかなか勉強になります。 ということで、今日は短くこのへんで。 ではまた… 自分のアタマ…

月刊サイゾー2015年8月号『タブーな本』

面白そうな本を探すために、ときどきブックガイドの本や雑誌を入手します。 本屋さんで、月刊サイゾーの最新号が1年前と似たような『タブーな本』という特集なのを発見したので、手に取ってみました。(昨年の9月号は『ヤバい本」という特集でした) サイゾ…

Tarzan 2015年7月9日号 特集「実は、カラダに悪いコト。」

「実は、カラダに悪いこと」という文字列を見かけて、去年も同じ特集があったと思いながらパラパラとめくってみると、1年前と内容は違うしページ数も増えていたので、買ってしまいました。 表紙の写真でもわかるように、一般的にはいいこととされている朝活…

村上春樹『若い読者のための短編小説案内』

本書は、最近ちょこちょこ短編小説も読むようになった私がたまたま見つけた本で、戦後日本の代表的な作家六人の短編小説を、村上春樹が新しい視点から読み解いた読書案内です。 若い読者のための短編小説案内 (文春文庫) 作者: 村上春樹 出版社/メーカー: 文…

自分の教科書を10冊見つける

自分の「座右の書」をお持ちでしょうか? 私の場合は、本棚の特定の段に置いている数十冊が一応それに当たります。ただしその中には、読んでよかった!ためになった!という読んだ直後の勢いで座右の書コーナーに置いてしまったものもあり、結構いいかげんで…

「読書・本」カテゴリーの記事を、「読んだ本」と「読みたい本」に分けることにしました。

このブログは、読書や本に関する話題をメインテーマにしていますので、カテゴリーの中で「読書・本」が圧倒的多数を占めています。よく考えたら(考えなくても)、当たり前の話です。 ちょっと調べてみると、2015/6/11までの527エントリーのうち、「読書・本…

なぜその本を読もうと思ったのか、メモしておこう。

根本敬『人生解毒波止場』を読みました。 人生解毒波止場 (幻冬舎文庫) 作者: 根本敬 出版社/メーカー: 幻冬舎 発売日: 2010/12 メディア: 文庫 購入: 73人 クリック: 965回 この商品を含むブログ (31件) を見る こんな本です。 次々に現われる異形の怪物た…

O.J.シンプソン裁判 に学ぶ確率・統計

アメリカ人なら知っている裁判に、1994年にロサンゼルスで起こったO.J.シンプソン事件があります。 有名なアメフト選手だったO.J.シンプソンの妻が、その友人(男性)とともに自宅の前で死んでいるのが発見され、シンプソンに疑いがかかりました。シンプソン…

「よみうり堂」の書評から選んだ『忘れられた巨人』ほか1冊

日曜日の新聞記事なんですが、今週は遅くなりました。 カズオ・イシグロ『忘れられた巨人』(評:評論家・作家 松山巖) 忘れられた巨人 作者: カズオイシグロ,Kazuo Ishiguro,土屋政雄 出版社/メーカー: 早川書房 発売日: 2015/05/01 メディア: 単行本 この…

グレッグ・マキューン『エッセンシャル思考』 〜最少の時間で成果を最大にする〜

いつものジュンク堂書店の入口に平積みしてあったので、久しぶりにスキル・ノウハウ系の本を手に取ってみました。 エッセンシャル思考 最少の時間で成果を最大にする 作者: グレッグ・マキューン,高橋璃子 出版社/メーカー: かんき出版 発売日: 2014/11/19 …

『あひるの空』と『キングダム』

うちの娘が「とにかく読んだ方がいいよ」と、マンガ『あひるの空』を激しく薦めるので、とりあえず第1巻だけでも読んでみました。・・・が、第1巻だけでは、正直その良さがわかりませんでした。 もしかしたら、読み進めていくと、ぐいぐい引き込まれていく何…

「よみうり堂」の書評から選んだ『デブを捨てに』ほか1冊

3週間ぶりに、「よみうり堂」の書評から気になった本です。 アレックス・ベロス『どんな数にも物語がある』(評:東京大教授・生物心理学者 岡ノ谷一夫) どんな数にも物語がある 驚きと発見の数学 作者: アレックス・ベロス,水谷淳 出版社/メーカー: SBクリ…

「本の雑誌」が選ぶ40年の40冊

先日のエントリーで、「本の雑誌が選ぶ40年の400冊!」を特集した『本の雑誌』を買った話を書きました。 本の雑誌が選ぶ40年の400冊 - 読書のランダムウォーカー この特集は、創刊40周年を記念して、40年間での400冊を選んだものです。 もちろん、「ベスト」…

本の雑誌が選ぶ40年の400冊

会社帰りにふと立ち寄った本屋で「本の雑誌」という雑誌を手に取ってみると、特集が「本の雑誌が選ぶ40年の400冊」でしたので、思わず買ってしまいました。 この特集は、創刊40周年を記念した特大号の企画です。気になる本がきっといろいろあるでしょうから…

分類しないのが最強の整理法。「超」整理法ふたたび。

4月に出たMacOSXのバージョン10.10.3で、Macの写真管理ソフトが「iPhoto」から、その後継となる「写真(Photos)」に変更されました。アプリのアイコンも、iPhoneの「写真」アプリと同じになっています。 「iPhoto」を使っていたときは、写真の分類に関して…

「地球上には、髪の毛の本数が同じ人がいる」ことを証明しなさい。

地球上には70億もの人間がいますので、これだけ多ければ髪の毛の本数が同じ人が一組ぐらいはいそうです。しかし、それをどうやって証明するのでしょうか。 実は、髪の毛のだいたいの本数を知っていれば、解ける問題です。 人間の頭に生えている髪の毛の本数…

季刊誌『考える人』2015年春号 特集「数学の言葉」と対談「本の使いかた」

4月1日のエントリーで宣言していたとおり、この1か月間本を買いませんでした。 今年も、4月は本を買うのを我慢することにします。 - igawa's Blog しかしたまたま、「数学の言葉」が特集になっている季刊誌「考える人」2015年春号(新潮社)を発見してしまい…

中島義道『人生に生きる価値はない』

中学・高校の頃、親からよく「おまえは変わり者だから困る」と言われていました。就職した頃以降は普通になったと思いますが、確かに昔は、近所付き合い、友達との接し方など、親の立場から見たら変だったのかもしれません。そういう自覚は多少あります。 し…

扁桃腺炎に苦しむより早めに手術をした方がいい。

平成17年4月26日、つまり今からちょうど10年前の明日、扁桃腺の切除手術をしました。 若いときは熱を出しても何とかなっていましたが、アラフォーぐらいになると、年に数回やってくる40℃近い高熱に体が耐えきれなくなって、手術を決断したものです。 しかし…

マップラバーから、マップへイターへ。

生物学者 福岡伸一著『福岡ハカセの本棚』を取り上げたエントリーで、福岡ハカセお薦め本の中から気になる20冊を紹介しました。実は、この本の「はじめに」に書かれていたことの中に、わたしにとって重大な発見がありました。 福岡ハカセの本棚 (メディアフ…

先生が選んだ「君に贈る本」ベスト30

中高生にオススメの本を全国の中学・高校の先生が選んだ「君に贈る本大賞」(読売中高生新聞主催)でのベスト30冊が掲載されていましたので、メモしておきます。 「何を読んだらいいのかわからない」というお子さんにさりげなく紹介するのはいいと思いますが…

「よみうり堂」の書評から選んだ『昔話はなぜ、お爺さんとお婆さんが主役なのか』ほか2冊

今週(読売新聞)は「成毛眞の新読書スタイル」のコーナーもあり、対談相手は『夢をかなえるゾウ』の著者水野敬也でしたが、対談内容がイマイチでした。ですので、いつものように、書評の中から気になる本を取り上げます。 大塚ひかり『昔話はなぜ、お爺さん…

「よみうり堂」の書評から選んだ『絶対に行けない世界の非公開区域99』ほか1冊

久しぶりに、「よみうり堂」の書評からです。 マシュー・ハーレー他『ヒトはなぜ笑うのか』(評:国際政治学者・同志社大学長 村田晃嗣) ヒトはなぜ笑うのか 作者: マシュー・M.ハーレー,Jr.,レジナルド・B.アダムズ,ダニエル・C.デネット,Matthew M. Hurle…

ロジカルシンキングより、ロジカルライティングが役に立つ。

ロジカルシンキングを使うことはあるのか? 論理思考いわゆるロジカルシンキングが重要なビジネススキルの一つとして取り上げられることがよくあります。先日紹介したIT Proの記事もそうです。 しかし、ロジカルシンキングが「論理的に考えて答を出す」こと…

江戸川乱歩『二銭銅貨』

今年没後50周年を迎える江戸川乱歩のデビュー作『二銭銅貨』を読みました。 わずか34ページの短編です。 江戸川乱歩短篇集 (岩波文庫) 作者: 江戸川乱歩,千葉俊二 出版社/メーカー: 岩波書店 発売日: 2008/08/19 メディア: 文庫 クリック: 11回 この商品を含…

今年も、4月は本を買うのを我慢することにします。

昨日たまたま本屋で、『福岡ハカセの本棚』で紹介されていたレイチェル・カーソン著「センス・オブ・ワンダー」が目に留まったので、気になっていたこともあり買ってしまいました。相変わらず積ん読の山の標高が高くなって止まりません。 ちょうど今日から新…

成毛眞の新読書スタイル(哲学者岸見一郎さんとの対談)

日曜日は頭痛のため一日寝ていましたので、少し遅れての投稿です。 ノンフィクションの書評サイト「HONZ」代表の成毛眞さんが話題の本の著者と対談するコーナー「成毛眞の新読書スタイル」が新聞にありましたので、体力がない今日は簡単にそのメモ書きです。…

月刊サイゾー 2015年4月号「ウェブテクノロジー大全」

「ヤバい◯◯」とか、毎回怪しげな特集で気になる月刊誌「サイゾー」ですが、最新号は「ウェブテクノロジー大全」です。 正確にいうと、「大全」という文字の前には一文字の「◯禁」が入っていますので、もちろん技術解説の類いではありません。 サイゾー2015年…

開高健『輝ける闇』

とても面白い小説や感動的な小説にはときどき遭遇しますが、作品自体に圧倒されてしまうという小説は滅多にありません。今回読んだ開高健の『輝ける闇』は、まさにそういった作品でした。 輝ける闇 (新潮文庫) 作者: 開高健 出版社/メーカー: 新潮社 発売日:…

叱れない上司、叱られたい部下

週刊ダイヤモンド(3月28日号)の「叱れない上司 叱られたい部下」という記事を読みました。 叱れない上司がいるのはわかりますが、叱られたいという部下が存在することに驚いて、思わず買ってしまいました。 この特集は3つのPartに分かれています。 増殖す…

江戸川乱歩とエドガー・アラン・ポー

『怪人二十面相』で有名な江戸川乱歩は今年没後50周年を迎えます。 江戸川乱歩の名はアメリカの作家エドガー・アラン・ポーをもじったものだと、中学時代にお世話になった国語の先生から教わりました。 ちょっと調べてみたところ、エドガー・アラン・ポーの…

おすすめ本に特化したSNSアプリ「本のアプリStand」

本に関するソーシャル・ネットワークアプリ「Stand」をiPhoneに入れてみました。 本のアプリStand Takayuki Inoue ソーシャルネットワーキング 無料 簡単に言うと、フォローした人が投稿したおすすめ本がタイムラインに流れてくるというTwitterのような仕組…

ピース又吉選書フェア

今日ちょっと立ち寄った本屋さんで、ピース又吉選書フェアのコーナーがあったので、足を止めてしまいました。 ご存知の方も多いでしょうけど、ピース又吉さんは最近『火花』という小説を出したお笑い芸人です。 火花 作者: 又吉直樹 出版社/メーカー: 文藝春…

海外での日本理解を深めるため、国の予算で100冊を英訳出版

今日の新聞記事で知りました。 政府は、海外での日本理解を深めるため、商業ベースでは翻訳されにくい日本語の書籍を英訳出版し、米欧の大学や図書館に寄贈する事業に乗り出す。(読売新聞2015.3.18朝刊2面) 民間の出版社による英訳出版は採算が取れないの…

福岡伸一『福岡ハカセの本棚』を読んで気になった20冊の本

ベストセラー『生物の無生物のあいだ』や『動的平衡』で有名な分子生物学者 福岡伸一のエッセイ『福岡ハカセの本棚』を読みました。内向的だったという子供時代から生物博士に至るまでの読書遍歴を綴ったものです。 福岡ハカセの本棚 (メディアファクトリー…

「君が代」が楽曲的に優れている理由の一つはヨナ抜き音階だから?

新聞の広告欄に載っていたムック「JAPAN CLASS」を本屋で見かけたので、ちょっと立ち読みしました。 JAPAN CLASS それはオンリー イン ジャパン 作者: ジャパンクラス編集部 出版社/メーカー: 東邦出版 発売日: 2014/12/06 メディア: 単行本 この商品を含む…

「よみうり堂」の書評から選んだ『SEKAI NO OWARI』ほか2冊

日曜日の恒例(でもやっと4回目)となりました。新聞の文化欄にある書評コーナーから気になる本を紹介します。 赤瀬達三『駅をデザインする』(評:政治学者・東京大教授 牧原出) 駅をデザインする (ちくま新書) 作者: 赤瀬達三 出版社/メーカー: 筑摩書房 …

ベトナム戦争を知らないと損をする。

いま、ベトナム戦争を題材にした開高健の小説『輝ける闇』を読んでいます。 数十ページ読み進めたあたりで、文章の中に「ベトコン」とか「政府軍」とか登場してきて、「これはまずい・・・」と思い始めました。 その意味合いがよく分かっていないからです。 …

佐々淳行『平時の指揮官 有事の指揮官』〜あなたは部下に見られている 〜

東日本大震災からちょうど4年の今日、本棚を眺めていたら、十数年前に読んだ『平時の指揮官 有事の指揮官』に目が留まりました。 平時の指揮官有事の指揮官―あなたは部下に見られている (文春文庫) 作者: 佐々淳行 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日: 1999/1…

池波正太郎『西郷隆盛』

My幕末読書シリーズ第2弾として、池波正太郎の『西郷隆盛』(角川文庫)を読みました。 西郷隆盛 (角川文庫) 作者: 池波正太郎,蓬田やすひろ 出版社/メーカー: 角川書店 発売日: 2006/03/25 メディア: 文庫 購入: 2人 クリック: 31回 この商品を含むブログ (…

「よみうり堂」の書評から選んだ『進化とは何か』ほか1冊

日曜日は、新聞の書評欄から気になる本を選んで記事にする、ということにして3週目です。週に1回、ブログに書くネタ探しが楽になりました。 長野浩典『生類供養と日本人』(評:エッセイスト 平松洋子) 生類供養と日本人 作者: 長野浩典 出版社/メーカー: …

四コマ漫画の植田まさしさんに学ぶ 継続する力

読売新聞(3/1)日曜版2面「オンリーワン」のコーナーは、漫画家の植田まさしさん。 「かりあげくん」や「フリテンくん」などサラリーマンを主人公にした軽妙で質の高い笑いで80年代にブームを巻き起こした「四コマ漫画の巨匠」です。 これまでに描いた四コ…

TPPと著作権と江戸川乱歩

前回のエントリーを書いていて、江戸川乱歩が今年没後50年ということは、本やKindle版を購入しなくても、著作権の保護が消滅するので近いうちに青空文庫入りするのではないかと気がつきました。 「青空文庫」とは、「日本国内において著作権が消滅した文学作…

江戸川乱歩文庫リニューアルの件の続き

先日(2015.2.20)江戸川乱歩の没後50年に関する新聞記事を読んだエントリーを書きました。 今度、江戸川乱歩を読んでみよう。 - igawa's Blog そこで書きましたが、たまたま当日付けで、江戸川乱歩文庫版の『孤島の鬼』と『陰獣』がリニューアル出版されて…

本との出会いを演出する特別な書店

今日の朝刊で見つけた記事です。 本との出会いをユニークに演出する書店や古書店が登場している。読書ファンに本の選定を任せたり、懐中電灯を片手に本選びをしてもらったり手法は様々。書店に足を向けてもらう新たな取り組みとして注目を集めている。 お客…

今度、江戸川乱歩を読んでみよう。

作家・江戸川乱歩が世を去ってから今年で50年になるそうです。今朝の新聞記事を読んで知りました。 名探偵・明智小五郎を生み、日本の探偵小説の礎を築いた作家です。ミステリー小説は比較的好きなのですが、江戸川乱歩は読んだことありませんでした。 新聞…

地下街で流れるバッハのゴールドベルク変奏曲に気がついた件

今朝地下街を歩いていたとき、バッハのゴールドベルク変奏曲が流れていることに気がつきました。 それと同時に、今までも何かの音楽が地下街で流れていたはずなのに、耳に届いていなかったことに気がつきました。 これは実に不思議な現象に感じます。 しかも…

本を再読するには、きっかけがほしい。

読んでよかったと思える本は、二回三回十回百回…と読み返したいものです。しかし、そうは思っていても、なぜかついつい新しい本ばかり読んでしまいます。 座右の書とまではいかなくても 自信をもってオススメできる本であれば、「こんなことが書いてある」ぐ…

マンガで分かる心療内科(アドラー心理学編)が面白い。

昨年のベストセラー「嫌われる勇気」で有名になった「アドラー心理学」が気になっている方に一押しのマンガ本です。 マンガで分かる心療内科 アドラー心理学編 (ヤングキング・コミックス) 作者: ゆうきゆう・原作,ソウ・作画 出版社/メーカー: 少年画報社 …